日本人メジャーリーグデビューがストップ?
前田、金子ら有力選手が相次いでメジャーへの移籍を断念した。
ところが、前田と球団側が話し合った結果、今オフのポスティングシステム(入札制度)によるメジャー移籍を行わないことになった。
前田の広島残留理由は、金銭的なものではなく、今季の11勝9敗、防御率2.60という成績と内容によるところが大きい。2ケタ勝利には到達したものの、例年のような圧巻の投球が少なかった。また、優勝に手が届かず、本人も球団も納得していないことが、ポスティングシステムの“延期”につながった。
オリックスの金子千尋投手(31)もメジャー移籍を封印した。オフに入ってから手術した右ヒジの影響もあったかもしれないが、オリックス残留か、阪神などの国内球団へのFA移籍かという状況になっている。
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