異文化だけじゃなく、日本人同士でも実は、いろいろな考えや価値観があると気づくと、少し人に優しくなれるかも
【6】自分の過去を隠さず受け止める
誰にでも隠したい過去はあるものです。でも、自分の軌跡を「隠す」ことは、メイクをするようなもの。年齢とともに、だんだんごまかしが効かなくなるのは、お肌も、心も同じ。基礎化粧品で手入れしたり、食べ物でカラダのなかからキレイにしたりするように、心の場合は自分の過去としっかり向き合って受け入れることが大切です。→罪悪感を感じていることがあるなら、何年経っていても謝罪の手紙を書いてみましょう。いじめられていた学校など、 悲しみを抱えた場所に、出向いて自分がどう感じるか闘ってみるのもひとつの方法です。胸のうちを、ブログに書いたり、友達やカウンセラーに話すことも一つの方法です。親子の確執、性被害、暴力などの場合は無理をせずに専門家に相談してみて。
過去は過去。「それがあったからこその、今の私」「格好悪い自分も全部ひっくるめて私」と受け止めることができる人はキラキラしているはずです。
【7】不幸より幸せを見つけることができる
「大きな悲しみ」をしっかり乗り越えることができると「幸せ」の見つけ方が上手になります。苦労してきたアラフォーは柔軟だったり、優しかったりするものです。でも、しっかり感情を味わい乗り越えるのではなく、ごまかして蓋をしてきた場合、マイナス感情の塊が残ります。そこに響くものに対して、批判や愚痴を言いたくなります。批判や文句の多い人は、それだけ自分のことをまだ好きになれていないのです。
→傷を無くすことは困難ですし、完全に消し去ることは不可能でしょう。でも、軽くするのは自分次第。
前出の方法でクリアにすると同時に、起こったできごとを「良い解釈」ができるよう「想像力」を鍛えましょう。異文化に触れたり、海外の映画や物語を見たりして、いろいろな考えに触れましょう。苦手だと思っている人の言動には、だいたい理由があるものです。
また、毎日「小さなラッキー」を1つ書き出してSNSに投稿するのを習慣にしてみるのもいいでしょう。「不幸中の幸い」を見つけ、「私ってラッキー!」とつぶやいていると、本当にラッキーなことが増えてきますよ。