コミュニケーション不足には2つのパターンがある

現代の親子間のコミュニケーション不足は、大きく分けて2つのパターンがあるようです。
  • 純粋に時間が足りないケース
  • 時間がありすぎて、その分、コミュニケーションが薄まってしまうケース
1つ目は、分かりやすいと思います。主に、働くママのお悩み、そして忙しすぎるパパのお悩みですね。2つ目は、パパが忙しい分、ママが一手に子育てをしているご家庭に多く見られます。いくら可愛い我が子と言えど、24時間いつも一緒にいると、生活リズムがマンネリ化。それにより親子の時間の質が低下してしまっていると悩んでいるママはかなりいらっしゃいます。

ここで分かるのは、コミュニケーション不足解消のカギは、時間の長さではなく質が握っているということ。実際、子育て心理学の研究でも、子供が親に示す精神的なつながり「アタッチメント」は、どれだけ一緒に過ごすかではなく、どのように過ごすかによって、強くもなり、弱くもなることが分かっています。親子の絆作りで重視すべきは"量より質"というわけです。

強いアタッチメントがその子の将来を守ってくれる

濃い親子の時間で生まれるアタッチメントは、その子の将来にポジティブな力をもたらしてくれるのは言うまでもありません。数あるプラス効果の中でも、ナンバーワンは「見守り効果」と言えるでしょう。幼少時にしっかりとしたアタッチメントがあると、中学生、高校生になり親から離れて過ごす時間が増えても、自分はしっかりと見守られている、愛されているという感覚を保つことができます。それゆえ「親を悲しませるような行動はしたくない」という心理が働くと言われています。

イギリスでの6000人以上の子供達を対象に行われた調査でも、親とのアタッチメントが強い子は大きくなっても問題行動に至りにくい傾向があることが証明されています(*1)。まさに濃い親子の時間が絆を作り、その絆が子供の将来まで守ってくれるのですね。

では濃い親子の時間には、どのような「質」が求められるのでしょう? それは、ひと言で言えば「ヒューマンタッチ」。同じ空間、同じ時間をシェアし、親子で触れあう、笑いあう、これが濃い時間作りのポイントと言えます。近年、アメリカで発表された研究によれば、ママの声には、子供のストレスホルモンを減少させる効果があるのだそうです。一方、ママが同じことをメールで伝えてもその効果はありませんでした(*2)。コミュニケーションの手段が、より簡単になってきている現代社会の反省すべきポイントと言えるでしょう。

親子での習い事をうまく活用してみよう

そんな濃い親子時間作りの味方となってくれるのが、親子で一緒に習い事をするという試み。コミュニケーション不足は、時間があってもなくても発生する悩みですが、習い事のように定期的に時間を確保できると、専業ママ、働くママ、どちらのお悩みも解消しやすくなります。

例えば、ヤマハ音楽教室のレッスン。子供の習い事というと、一般的に、親は見守り役になりますが、ここでは親も主役の一人です。子どもの音楽や技術的な向上はもちろん、パパもママも一緒に楽しめてしまう、これがこのレッスンの最大の特徴であり、魅力だと言えるでしょう。一緒に席を並べ、同じことに取り組むことで、子供のモチベーションも上がり、親子間のアタッチメントも強化されること必至! 習い事を通じて、絆も強化できるなんて、嬉しい相乗効果ですよね。

【ヤマハの時間は、親子の時間。SPECIAL MOVIE】
こちらの動画は、ヤマハ音楽教室で、かけがえのない時間を過ごし、親子で一緒に取り組んで一緒に笑いあう、親子の声が伝わってきます。


音楽は子供の心育にもつながる

「音楽」を通じて一緒の時間をシェアする、という点もこのレッスンの魅力です。なぜなら、音楽には、子供の心をポジティブに育てる効果があることが分かっているからです。

最近、イギリスの大学が4歳の子供達を対象に行った実験で、音楽には、子供の思いやり度、協調性、問題解決力が高める効果があることが判明(*3)。習い事を通じて、プラスアルファのメリットも期待できるのは嬉しいですね。

子供との時間をあらかじめ予約できるのが習い事の魅力

働くママと専業ママにフォーカスしてお伝えしてきましたが、それ以外にも、
  • 下の子が生まれてから上の子をかまってあげられないと気になっているママ
  • 平日の分までアタッチメントをチャージしたいパパ
  • 外に出て、ネットワークを広げたいというママ
レッスンの様子

子どもだけでなく、ママ・パパが良い時間を過ごしていると感じられると、日々の育児にもポジティブな効果が

それぞれのお悩み解決の一助となってくれるはずです。ママ・パパ自身が「良い時間を過ごしている」と感じられると、自己効力感アップへとつながり、それが日々の育児にもポジティブに反映されていきます。習い事を通し、子供との濃い時間を定期予約する、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?


■出典
*1:Child Development (2010) 「The Significance of Insecure Attachment and Disorganization in the Development of Children’s Externalizing Behavior: A Meta-Analytic Study. 」より
*2: Evolution and Human Behavior (2012) 「Instant messages vs. speech: hormones and why we still need to hear each other」より
*3: British Psychological Society (2013) 「Making music may improve young children's behavior」より


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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。