プリンター/おすすめプリンタレビュー

お買い得なインクジェット複合機「HP ENVY5640」

日本HPの新型インクジェットプリンター「HP ENVY5640」は、Wi-Fi機能を搭載しており、スマートフォンなどからのダイレクトプリントができるのが特徴。インクタンクとヘッドが一体化しているため、インク交換により印刷性能が復活する。前面に普通紙トレイを備えるほか、L版サイズの写真用紙などを別途セットすることが可能。ビジネスユースからプライベートまで多彩なシーンで活躍できるモデルだ。

コヤマ タカヒロ

コヤマ タカヒロ

デジタル・白物家電 ガイド

1973年生まれ。家電とデジタルガジェットをメインに雑誌やWebなど様々な媒体で執筆するライター。執筆以外に監修やコンサルティングなども行っており、企業の製品開発、人材教育、PR戦略に関するアドバイザーなども務める。米・食味鑑定士の資格を所有。家電のテストと撮影のための家電スタジオ「コヤマキッチン」を用意。

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年末も近づき、メーカー各社から新型のプリンターやインクジェット複合機が続々と登場しています。そんな中、コストパフォーマンスの高さで注目したいのが、日本ヒューレット・パッカード(以下日本HP)の新型プリンターです。今回は新型モデルの中でも多機能を搭載するインクジェット複合機「HP ENVY5640」を紹介しましょう。
製品写真

インクジェット複合機「HP ENVY5640」


ではまず「HP ENVY5640」の基本性能をチェックしていきましょう。本体サイズは幅454×奥行き410×高さ161mm、質量は6.8kgとなっています。本体前面にタッチ対応の2.6型液晶モニターを搭載。カラープリントのほか、本体上部にスキャン台を搭載しており、A4/レターサイズの原稿を読み取るスキャン機能と、コピー機能を搭載しています。

製品写真

スキャンやコピーができるスキャン台を装備

スキャン時の解像度は最大1200×1200dpiで最大24bitで取り込むことができます。取り込んだデジタル画像はパソコンに転送できるだけでなく、メモリカードに直接保存したり、指定したアドレス宛にメールで送ることも可能です。
コピー機能の利用時は、カラー原稿は標準モードで約5枚/分、モノクロ原稿は10枚/分の印刷が可能です。

 

製品写真

4色インクを採用。黒と3色インクの2タンク方式だ

カラープリンターの機能としては、4色インクを採用し、最高4800×1200dpiの印刷解像度でプリントが可能。「HP ENVY5640」では小さなインクの粒子の隙間に極小サイズの粒子を最適に入れる「デュアルドロップボリュームテクノロジー」を採用。このことにより、4色インクでもよりくっきりとしたカラー印刷を可能としています。

 

製品写真

A4用紙とL版用紙を同時に前面にセットできる

印刷速度はカラー約8枚/分、モノクロ12枚/分です。なお、印刷コストはL版写真の印刷時で約14.5円と低価格なのが魅力です。

 

次ページでは、充実したワイヤレス機能を紹介します。

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