沖縄の観光・旅行/沖縄の観光スポット

沖縄のパワースポット7選 那覇と南部をめぐる旅(3ページ目)

自然のエネルギーにみちあふれる沖縄は、多くのパワースポットが点在する場所です。古の時代から人々は、自然の中の神様を信仰し、畏敬の念とともに日々の生活を送ってきています。“癒し”を求めて沖縄へ行く旅人が訪れるべきパワースポットの中から、今回は那覇と南部エリアのスポットをご紹介します。

小林 繭

執筆者:小林 繭

沖縄ガイド

日本最南端の名水、垣花桶川(かきのはなひーじゃー)

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湧き水の周囲には可愛らしい紅い花が。あたりはちょっとぬかるんでいるので、足下にはご注意

亜熱帯気候にあり、昔から干ばつにみまわれてきた沖縄では、水はとても大切なもの。人々にとって、湧き水や井戸はしばしば信仰の対象として崇められる風習がありますが、この垣花桶川の水は天然の湧き水で、日本名水100選にも選ばれているもの。国道331号線をちょっと奥に入った玉城村に位置しています。訪れる際には空のペットボトルを持って行くことをおすすめします。


沖縄最高峰の御嶽、斎場御嶽(せーふぁうたき)

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木々の向うにのぞくのが神様の島である久高島 (C)OCVB


知念半島にある斎場御嶽(せーふぁうたき)は、アマミキヨがつくったとされる国始めの7御嶽の中でも最高峰に位置する御嶽で、琉球王朝時代、最高神女である聞得大君の就任式が執り行われた場所。域内には、大庫理、寄満、三庫理といった拝所と、アマミキヨが天から降りてきて国づくりを始めた聖なる島・久高島が見える久高遙拝所(くだかようはいじょ)があります。

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御嶽の一番奥に位置する三庫裏(さんぐーい) 辺り一帯は神聖な空気に包まれます(C)OCVB


御嶽は全体的に緑豊な自然に囲まれ、静寂の中にもあたたかさを感じるようなそんな空気が立ちこめる場所。高台にあるため、吹き抜ける風は気持ちがよく、木立のむこうには真っ青に輝く海が広がります。

琉球王政時代、ここは男子禁制の地であり、国王であっても聖域内に入る際には女性用の装束を着したといわれています。現在は、世界遺産に登録されたこともあり南部の人気観光ポイントとなっていますが、訪れる際はここが聖域であることをお忘れなく。


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