株・株式投資/信用取引の始め方・勝ち方

信用取引で勝つ!投資情報収集術 雑誌・新聞

信用取引の始め方と勝ち方を解説します。相場の福の神である藤本流の「半歩先読み」を使って「50万円」の投資金額で、毎月「5万円」の収益を狙える方法を解説していきます。今回は、「勝つための、投資情報収集術 新聞・雑誌編」です。

藤本 誠之

執筆者:藤本 誠之

株式ガイド

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ご挨拶

藤本誠之

藤本誠之

まいど、相場の福の神こと藤本です。信用取引の始め方・勝ち方の連載コラムです。このコラムの目的は、藤本流の半歩先読みの投資手法を学んでいただき、信用取引を上手く使うことによって、半歩先読みの投資戦略を実現化させます。最終目的は、このコラムをお読みの個人投資家が、「50万円」の投資金額で、毎月「5万円」を儲けることの出来るくらいにすることです。

藤本流「半歩先読み術」と信用取引を使えば、あなたも勝てる投資家に!

今回は、「勝つための投資情報収集術 新聞・雑誌編」です。

新聞・雑誌

今まで、日経新聞の様々な面の読み方・活用法を解説してきましたが、今回からは日経新聞以外の様々な投資情報の活用法をご紹介しましょう。まず、同じ紙媒体ですが、新聞・雑誌編です。

証券専門紙

現在、証券専門紙は「株式新聞」と「日本証券新聞」の2紙があります。

株式新聞

1949年の創刊から60年以上の歴史を持ち、証券専門紙でトップシェアを誇る日刊紙(土曜・日曜・祝日付休刊)です。日刊新聞版とWEB版があります。日刊新聞の1か月料金は地域によって異なりますが、3,909[円(税込)からで、WEB版は月額4,000円です。

日本証券新聞
日本で最も歴史のある証券・金融の総合専門全国紙です。創刊は1944年(昭和19年5月)、特殊法人日本証券取引所(現 株式会社日本取引所グループ)の機関紙としてスタート。証券取引所の取引がある平日に制作され、翌朝に読売新聞販売店(中京地区は中日新聞販売店)から朝刊宅配される日刊紙でもあります。
日刊新聞版とWEB版があります。日刊新聞の1か月料金は4,988円(税込)で、WEB版は月額3,291円です。

どちらの新聞も証券専門紙らしく、個別銘柄の情報から、市況解説など情報満載です。信用取引での活用法としては、特に株価が大きく上昇した場合、その買い材料になった元のニュースなどが詳しく解説されていますので、次に同じようなニュースがあった時に、関連銘柄を思いつくのに役立ちます。また、「○○関連銘柄」など、直近の相場環境に合わせた関連銘柄の紹介や、各証券会社のアナリストレポートからの抜粋記事など、信用取引での短期投資に役立つ情報が満載です。
駅の売店での1部売りも行っていますので、まずは,2つの新聞を購入してみて、こんな情報があるのかと確認いただくのも良いでしょう。WEB版であれば、お手軽にスマートフォンでもチェック可能で、紙ベースだと朝刊のものが、前日夜には確認できます。翌日の投資戦略の参考にするには、WEB版のほうがおススメかも知れません。

夕刊紙

夕刊紙には、下記の2紙があります。

日刊ゲンダイ
夕刊フジ


それぞれ、株式関連の専門面があり、株式評論家の連載コラムなどが掲載されています。日刊紙なので、その連載コラムの締切は前々日または前日になります。直近の相場状況の合わせた個別銘柄情報が掲載されていますので、非常に有用な記事です。

また、「○○関連銘柄」「△△危機」など、株式専門面以外に株式関連の記事が掲載されることもあります。この部分は基本的には「煽り系」の記事なので、そんな見方があるのか程度の参考にすれば、良いでしょう。

夕刊紙ですが、昼過ぎには駅の売店で販売されていますので、後場の取引時間中にはその情報を確認することが可能です。自分の感覚と合った専門家の連載コラムを読み続けるのも、株式相場がより理解できる非常に良い手段でしょう。

ちなみに藤本も、日刊ゲンダイの毎週月曜日に「今週の爆騰株」の連載コラムを掲載していますので、ご参考にしていただければ幸いです。

3大マネー誌

投資関連のマネー誌は、下記の3誌があり、すべて毎月21日の発売です。

ダイヤモンド ZAI(ダイヤモンド社)
日経マネー(日経BP社)
ネットマネー(日本工業新聞社)


3誌にそれぞれ様々な情報が掲載されているので、投資家の好みによってどの雑誌が合うのか異なります。まずは、3誌とも購入してみて、自分が一番役に立つと思った雑誌を選択するのも良いでしょう。

月刊誌なので、情報の鮮度は新聞・ネットと比較すると落ちます。しかし、月刊誌ならではの図表が豊富で判りやすい情報は、投資の初心者にとって、非常に理解しやすいはずです。 
おススメ銘柄など情報を鵜呑みにして、そのまま買うのではなく、情報の引き出しを増やす情報源として活用すればよいでしょう。
特におススメの情報としては、「株主優待」の情報です。発売月の翌月または翌々月に権利確定のある銘柄の情報を掲載しています。マネー誌に掲載されてから、その株主優待銘柄を買う個人投資家が多いので、有効な活用法としてはバックナンバーです。21日の発売日前に、前年の同月号のバックナンバーの「株主優待」の記事をチェックして、大きく掲載されていて魅力的な優待の銘柄を調べて、現在も優待を継続しているのか、また株価動向をチェックして、信用取引での先回り買いも面白いでしょう。

 ビジネス誌

ビジネス誌としては、下記の3誌があります。

週刊ダイヤモンド(ダイヤモンド社)
週刊東洋経済(東洋経済新報社)
週刊エコノミスト(毎日新聞社)


各誌とも、時折投資に関する特集記事が掲載されますので、その号を購入し読むのが良いでしょう。また、個別企業に関しての特集記事の関しては、日経新聞の様々な面の読み方でも解説しましたが、その企業の株価動向に大きな影響を与えることがあるので、要チェックです。

証券専門雑誌

株式投資専門の専門誌で主なものは、下記の2誌です。

株主手帳(青潮出版)
投資経済(投資経済社)


どちらの雑誌も、個別銘柄のテキスト情報が満載の月刊誌です。投資の初心者には、マネー誌のように図解などで判りやすい内容ではなく、とっつきにくい印象がありそうです。株式投資の中・上級者で、突っ込んださらに深い個別銘柄情報が欲しい方には、おススメです。
ちなみに、藤本も株主手帳に連載記事を持っていますので、ご参考にしていただければ、幸いです。


今回のまとめ
・証券専門紙は、個別銘柄の宝庫。短期投資にも役立つ情報が多い
・夕刊紙は、自分の感覚とあった専門家の連載コラムをチェックしよう
・マネー誌は、情報の引き出しを増やすために活用しよう。「株主優待」記事はバックナンバーの活用がおススメ
・証券専門紙は、中・上級の投資家向けの個別銘柄情報が豊富

*本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する証券会社の意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
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