散歩/グルメ・行列・銭湯の散歩ルート

東京の下町「谷根千」でおいしいお蕎麦を食べ歩く

東京の下町風情が残る「谷根千」(谷中・根津・千駄木周辺)には、下町ならではというべきか、おいしいお蕎麦屋さんが多い。散歩しながら巡ってみることにした。

増田 剛己

執筆者:増田 剛己

散歩ガイド

一休というお蕎麦屋さんでひと休み

以前から、「谷根千」でお蕎麦をいただく散歩をしようと思っていたのだけれど、おいしいものがたくさんあるエリアだけについつい違うものばかりを食べてしまっていた。ちなみに「谷根千」というのは、文京区から台東区にかけた谷中・根津・千駄木周辺のこと。それぞれの頭文字を取って、こう呼ばれている。東京の仲でも下町風情が残る散歩におすすめのエリアだ。

しかし、この日は家を出る前から谷根千でお蕎麦をいただこうと決めていた。ある日曜日のお昼前、根津駅に降り立つ。食べログなどでも評価が高い「根津 鷹匠(ねづ たかじょう)」さんへ向かう。
店の外にもズラリ、ちょっと見ると店内にも行列。

根津鷹匠さんに掲げられていた「待ちます」の紙

ところが、かなりの行列。お腹ペコペコだったので、他を探すことにした。というわけで、不忍通りの「よし房 凛 (よしぼう りん)」へ向かう。こちらもものすごい行列だ。あ、そういえばいつも平日にきてたからなぁ、お休みの日の谷根千はこんなに混んでいるんだ。お散歩している人も多い。やはり、人気のスポットだねぇ。どうしようかと不忍通りを千駄木駅方面へ歩くと「一休」というお蕎麦屋さんがあった。

地元のお客さんで賑わっていた

一休 文京区千駄木2-11-17

ガイドブックに載っているようなお店ではなく、地元の人に愛されているというかんじのお店。中をのぞくと満席だが、ちょうど何人かお客さんが出てきたので入ってみた。
なんと天せいろが950円。これにしよう。

壁に貼られた「一休」のメニュー

全体的にけっこう安い。今日の日替わり定食なんていうのもある。天せいろが950円か。それをお願いする。お客さんは近所の人だと思われる人ばかり。
驚くほど天ぷらの量、冷奴もついている

一休の天せいろ 950円

びっくりするほど天ぷらの量。これは食べごたえがある。しかも、ちょっとだけの冷奴がついていたりするのも嬉しいね。あー、こういういいお蕎麦屋さんがあるんだ。というわけで、もっと谷根千のお蕎麦屋さんを巡ってみようと思った。

【関連サイト】
一休 - 千駄木/そば [食べログ]

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