北海道の冬を彩るイルミネーション

本格的な冬が到来した北海道。寒さ厳しい冬の北海道を彩るクリスマスイルミネーションもスタートしました。気温が氷点下となる日も出てくるこの時期だからこそ、イルミネーションの輝きは私たちに温もりを与えてくれます。北海道の二大クリスマスイルミネーションとも言える、札幌・大通公園の「さっぽろホワイトイルミネーション」と函館・赤レンガ倉庫群前の「はこだてクリスマスファンタジー」をご紹介します。

大通公園の「さっぽろホワイトイルミネーション」

さっぽろホワイトイルミネーション

大通3丁目会場の「クリスタル・リバー」と札幌テレビ塔

今年で36回目を迎える「さっぽろホワイトイルミネーション」。札幌のシンボルであるテレビ塔の前に広がる大通公園を舞台に繰り広げられる光の祭典です。会場の大通1丁目、2丁目、3丁目には、さまざまな「シンボルオブジェ」が登場するのですが、これがとってもユニーク!ハートの電球装飾が施された「愛のツリー」や札幌の花であるライラックをモチーフにしたオブジェ、5万6千個もの電球を使った「クリスタル・リバー」など、ここでしか見られないイルミネーションの数々は圧巻です。
さっぽろホワイトイルミネーション

札幌の花、ライラックをイメージしたオブジェ(右)も


さっぽろホワイトイルミネーション

大通2丁目会場のオブジェ「宇宙の領域」

スタートした1981年(昭和56年)は、たった1本のオブジェに1041個の電球が装飾されただけだったそうですが、いまでは45万個の電球が輝き、毎年2月に行われる「さっぽろ雪まつり」と並んで、札幌の冬を代表するイベントとなりました。また、時代とともに電力の供給方法も変化。会場には、家庭の使用済み食用油(廃食油)の回収ボックスが設置され、集めた廃食油を精製しバイオディーゼル燃料に変えて、発電に使用しているんです。「さっぽろホワイトイルミネーション」は、地球環境にもやさしいイルミネーションイベントなんですよ。

 

さて、大通2丁目では、札幌の姉妹都市であるドイツ・ミュンヘンのクリスマスを再現した「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」も同時に開催されます。クリスマス気分溢れるゴスペルやコーラスのコンサート、異国情緒漂うクリスマスグッズは、まるで本場ヨーロッパのクリスマスのよう。ガイドのおすすめは、ここでいただくホットワイン。凍えるような寒さの中で、イルミネーションを眺めながら味わうホットワインは格別です。

<DATA>
第36回さっぽろホワイトイルミネーション
場所:大通公園(大通1丁目、2丁目、3丁目)
日時:2016年11月18日~12月25日

第15回ミュンヘンクリスマス市 in Sapporo
場所:大通公園2丁目(さっぽろホワイトイルミネーション会場)
日時:2016年11月25日~12月24日

札幌ファクトリーの巨大クリスマスツリー

札幌ファクトリーのツリー

7色に輝くジャンボクリスマスツリー

ここで、室内で楽しめるクリスマスイルミネーションをひとつご紹介しましょう。札幌市内の商業施設「サッポロファクトリー」では、高さ15メートルのジャンボクリスマスツリーが登場。吹き抜けのアトリウム天井まで届きそうなくらい大きなツリーは、北海道十勝地方の広尾町にある、ノルウェー・オスロ市公認の「広尾サンタランド」から贈られたトドマツの木。ここに7色の電飾を施し、1時間ごとに約5分間、音楽に合わせた光のショータイムが行われます。壁には雪の結晶が映し出され、オーロラ風の光の演出もあり、アトリウム全体が幻想的な雰囲気に包まれます。

「サッポロファクトリー」は、明治9年に創業されたビール工場、サッポロビールの前身である開拓使麦酒醸造所の跡地に建てられた商業施設で、当時の面影を残す赤レンガの建物も一部に使われています。開拓使時代の歴史をたどる見学施設もありますので、クリスマスツリーとあわせて観光もしてみてはいかがでしょうか。

<DATA>
サッポロファクトリー
住所:札幌市中央区北2条東4丁目
電話:011-207-5000
ジャンボクリスマスツリーはアトリウム館にて
2016年11月3日~12月25日 毎日16:00~22:00まで点灯