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「単なる新型車ではない」 トヨタFCV「MIRAI」とは?

世界初の市販FCVとしてトヨタが12月15日から発売する「MIRAI」は、同社の約20年になる燃料電池車開発のひとつの成果だ。採算割れも想像できる「MIRAI」を世界で初めて投入する意図とは何だろうか?

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

世界初の市販FCVとして登場した「MIRAI(ミライ)」

トヨタ・MIRAI

全長4890×全幅1815×全高1535mm。ホイールベースは2780mm。車両重量は1850kgで、4895×1800×1450mmのクラウン・アスリート(ハイブリッド)と比べると200kg近く重い


723万6000円という価格で12月15日から発売されることになった世界初の一般向けFCV(燃料電池車)の「MIRAI(ミライ)」。

新聞などの一部報道によると、国からの補助金は202万円で、先に安倍総理が「補助金は最低でも200万円」に合致する。

EVやPHVなどでは、さらに補助金を設定している自治体もあり(車両本体や充電器の工事費など、自治体による)、運が良ければさらに数万円から10数万円の補助金も受けられるかもしれない。

ここでは、「MIRAI(ミライ)」の特徴を簡単に紹介し、さらに発表会で明らかにされた「MIRAI」の投入の狙いなどを紹介していきたい。

次ページは、MIRAIについて特徴を紹介。
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