「バーバリー」のベルト×スカーフ使いで最旬冬コーデ(4ページ目)

「伝統と革新」　クリストファー・ベイリー氏が手がけるBURBERRY PRORSUM

1856年創立のバーバリーはロンドンに本社を置く、英国の由緒正しいラグジュアリーブランドとして知られています。伝説的な撥水性と通気性を誇り、日本女性の冬のマストアイテムとなったトレンチコートの開発はファッション史に残る出来事です。

英国に息づくトラッド、オーセンティック（正統派）の枠にとどまらず、モードの牽引者として「伝統と革新」の融合に取り組み続けています。2001年から「バーバリー プローサム」を手掛けるChristopher Bailey (クリストファー・ベイリー) 氏は卓越したクリエーションが広く賞賛され、英国最優秀デザイナーにも選ばれています。数多くの名品に彩られたブランドヒストリーや英国服飾文化の伝統を大切にしながらも、変化を恐れず、革新的な挑戦を続けている点も、ベイリー氏がファッションのプロからも尊敬を集める理由です。

「PRORSUM」という名前はラテン語の「前に」という意味の言葉に由来していて、進化を止めないクリエーションはその哲学の表れと映ります。世界的に英国スタイルの再評価が進んで、時を超えて愛着を持ち続けることのできるブリティッシュテイストは再びおしゃれの重要テーマとなっています。




重たく見えてしまいやすい冬ルックのコーディネートにも、新アイデアがいくつも提案された2014-15年秋冬コレクション。ヘビーアウターにシルクドレスやチュールレースドレスといった、軽やかでフェミニンなアイテムを組み合わせているのも、今回の注目ポイント。アウターの上から、ベルトでやさしくホールドしたり、巻物をアレンジしたり、深めのスリットを入れてヌーディーなレッグラインを印象づけたりといった工夫も着こなしの参考になります。

【画像協力】
BURBERRY PRORSUM
http://jp.burberry.com/women/


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