左ヒジの不安を払しょく、好条件で再契約を引き出す
今季マイナー契約からスタートした和田だが、昇格後の活躍と今後を評価され、破格の再契約を引き出した。
この出来高は、一定の登板数をクリアし、故障離脱なくシーズンを終えれば得られるもので、合計600万ドル(約6億8400万円)。今季がマイナー契約からスタートしたことを思えば破格である。
和田は2012年、ソフトバンクからオリオールズに移籍したが、同年に左ヒジの手術(トミー・ジョン手術)を受け、2年間メジャーでの登板がないまま退団。今季からカブスとマイナー契約を交わし、7月にメジャー初昇格を果たした。先発ローテ―ションに定着し、13試合で4勝4敗、防御率3.25。マイナーと合わせて183回を投げたことで、左ヒジの不安も払しょくし、この好条件での再契約を引き出した。
このカブスに大きな動きがあった。今季から3年契約を結んでいたリック・レンテリア監督を1年で解任し、レイズを任期1年残して退団したジョー・マドン監督(60)を電撃招へい。しかも、監督として破格の5年総額2500万ドル(約28億5000万円)で契約したのだ。
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