あった、あった怪味ソース
「金のとりから」は、シングルサイズで290円だそうだ。それをいただこう。さっそく注文。「揚げたてをお渡ししますので」と番号札を渡される。その間に、ソースをチェック。おお、あるねぇ、怪味ソース。てきやきソースやマヨネーズなどたくさんあるソースの中で、ひときわ目立つオレンジ色。「怪しい味」と書いて怪味ソース。いったいどんな味なのだろう?ただ、怪味ソースはまだ目新しいからか、ほとんどの人はマヨネーズを使っている。そんなことを観察していると、自分の番号札の番号が呼ばれた。揚げたてを手渡される。よし、さっそく、怪味ソースをかけてみよう。まあ、どんな味かわからないので、こわごわ。
見た目はこんなかんじ。で、気がついたのは、歩いて食べるってスタイルなんだね。センター街を歩きながらいただくことに。
生まれて初めての「金のとりから」なので、まずは怪味ソースのかかっていないところを齧ってみる。おお、流行のむね肉だね。マヨネーズが合うのはよくわかるなぁ。というわけで、しっかり怪味ソースをかけたところをいただいてみた。
ひとくち食べると、おお、胡麻を感じるなぁ。あー、これは食べたことあるぞ。思い出した。たしか、シンガポールチキンという蒸した鳥にかかっていたソースの味だ。最初は胡麻の香りがして、あとからじんわり辛さがやってくる。タルタルソースとかマヨネーズを想像してたけれど、まったく違う。
例えるなら、棒々鶏のソースの味に近いかな。だからむね肉というか、鶏肉に合うんだね。でも、いちばん合うのは鶏のなかでも淡白なむね肉だろうね。ちょっと、ご飯が欲しくなる。パンでもいいかなって、思いながら歩いていると、あっという間に全部食べちゃったよ。旨いねぇ。
でも、もう少し、怪味ソースをかけてもよかったかな。あとを引くかんじのソースなんだよね。まだ口に余韻が残っている。少し歩いて、再び渋谷駅へ戻った。
【関連サイト】
金のとりから 東京・渋谷センター街店 - 渋谷/鳥料理 [食べログ]