ロボット掃除機・お掃除ロボット/お掃除ロボットのお試しレポート

掃除好きの国ドイツのお掃除ロボ・Miele「Scout RX1」(3ページ目)

お掃除好きと言われる国民性のドイツで、掃除機のトップブランドとして信用の高いMieleから、いよいよロボット掃除機が登場しました。長い歴史で培われた掃除機の技術力が、どのように生かされているのでしょうか?

執筆者:戸井田 園子

こまめなゴミ捨てで、吸引力を維持

Miele「Scout RX1」

約20分間の運転で吸い込んだホコリがコチラ

1回の掃除でダストボックスにたまったホコリが右の画像です。ダストボックスの容量は0.6Lなので、そこそこの分量でしょう。ここ数日、毎日ロボット掃除機の試用をしているので、約1日分のホコリと考えると、かなりしっかり掃除をしてくれたと感じます。

 
Miele「Scout RX1」

ダストボックスにホコリがたまると中に入らずはみ出してしまうことも…

ダストボックスのゴミ捨てタイミングですが、できれば毎回捨てた方が良さそうです。ガイド宅は犬の抜け毛が多いのですが、続けてリビングの掃除をしたところ、ダストボックスを取り外すと、犬の抜け毛が中にうまく入らずはみ出していました。ダストボックスは簡単に捨てられる構造なので、吸引力を落とさないためにも、ぜひこまめにゴミ捨てを!

 

ゴミ捨ての他、ダストボックスのふたにセットされている排気フィルターは3ヶ月に1回の目安で交換します。吸引部にある回転ローラーやサイドブラシ、吸い込み口にあるパーチなども、状況によりお手入れしましょう。


苦手な部分はあるが、床のメイン担当を任せられる高品質!

今まで何種類ものロボット掃除機を試してきましたが、今回「Scout RX」は、室内を動く行動パターンの正確さ、ゴミを集める集塵力、掃除時間の早さ、充電台に戻る確実さ(実は、以外と充電台に戻れない機種は多いんです!)、操作のしやすさ、スッキリとしたデザイン、などなど総合力としてかなり優秀だと感じました。これなら、床掃除をメインで任せて安心できるクオリティです。

ただし、直線で動くタイプは正確に動こうとするため、入り込めないスペースができてしまうのは弱点です。今回試したScout RX1も、確かに同様の弱点は見受けられました。でも行動パターンが掴みやすいので、どこにホコリが残りがちかは予想ができます。そうであれば、その部分のみ自分で補完掃除をすれば良し!と割り切ることができます。そもそもロボット掃除機は、本体が入り込めない隙間や段差に上ることはできないので、苦手なことを補い、うまく使いこなすのが賢い使い方だとガイドは考えます。掃除は、短時間でテキパキ済ませたいという人に、おすすめのロボット掃除機と言えるでしょう。

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