【CONTENTS】
Page1:中性色、二次色とは?
Page2:色彩心理の基本をおさえよう
Page3:人気の高いグリーンはどんな色?
Page4:素材や配色を楽しむ、明るいグリーン
Page5:ダークカラーの装いに変化を与える、暗いグリーン
中性色、二次色とは?
赤は見た目の印象が暖かい「暖色」、緑は見た目の印象は暖かくも冷たくもない「中性色」に分類されます。信号機の赤と緑のように、赤は危険、緑は安全のシンボルとしても定着していますね。また、赤、黄、青は原色、オレンジ(赤と黄)、緑(黄と青)、紫(青と赤)は二次色に分類されます。二次色は、2つの原色の要素を併せ持つ色なので、原色に比べると、より複合的なイメージになります。原色のイメージはとてもストレートですが、二次色のイメージはやや曖昧ですが、原色に比べるとソフトな印象を与えます。
それでは、アンケートの解説へと進めて参りましょう。アンケートの集計期間は、2014年9月7日~2014年11月20日。有効回答数は68です。
赤のアンケートは回答数が非常に多く、回答者の91%を女性が占めていましたが、緑のアンケートは回答数が少ないものの、回答者の34%を男性が占めています。年齢層も、赤は10~20代が36%を占めていましたが、緑は11%という結果になっています。
赤のような引きの強さはないものの、穏やかな緑は、大人の男女を惹きつける魅力を備えた色と言えるのではないでしょうか。
次は、色彩心理の基本をおさえましょう。