昔より厳しい子育て環境
核家族化が進んで孤独な子育てをしている人も多い
子ども同士の関係も多彩で、兄弟数が多く、年上の子が下の子の面倒を見たり、近所の子どもが年齢に関係なく集まって、小さい子どもの面倒を見ながら一緒に遊ぶ、という光景もよく見かけました。
ところが今はというと、特に都市部では核家族化が進み、祖父母をあてにできず、近隣関係は築きにくく、異年齢集団で遊ぶ子どもの姿はほとんど見かけなくなってしまいました。そのような環境と少子化によって、お母さんが一人の子どもにかかりきりになる時間が増え、母子の関係はより密接になっています。
転勤族の孤独
子育て中のママネットワークは必要不可欠だ
孤独な子育ては、「子育て=楽しいこと」から「子育て=辛いこと」に変えてしまいます。そのような状況では母親が背負う負担が大きく、子どもを産もうと思う人が少なくなるのは当然かもしれません。
マンションでネットワークを構築
しかし、解決への近道に「マンション暮らし」があります。ガイドも引っ越し先がマンションだったため、近くに同年代の子どもを持つお母さんたちがいてとても救われた一人です。転校したばかりの子どもにも同じマンション内に住むお友達ができ、おかげで新生活にすんなり溶け込むことができました。転勤族でなくてもマンションで子育てを満喫しているファミリーは多く存在します。その理由は、同世代で同じ子どもを持つ同士で助けあう環境ができやすいことです。身近で子育ての悩みを話し、子ども同士も一緒に遊べる関係ができれば、不安な子育て期をより安心して過ごすことができます。
次のページではマンションのデメリットを子育てに活かす方法を見てみましょう。