CCクリームの特長と選び方
「CCクリーム」は「BBクリーム」とどう違う?
CCクリームが登場したのはここ数年のことですが、現在では大手ブランドが参入するなど市場は拡大傾向に。よくBBクリームとの違いを比較されますが、美容のプロはどのような位置づけでとらえているのでしょうか?
「BBクリームは、カバー力がありファンデーションに近い存在。一方、CCクリームは、肌色補正やツヤといった、美肌効果に優れているので化粧下地としての役割が高いですね」(夏目さん)
確かに、CCクリームは、日やけ止め、化粧下地、ファンデーションなどメーカーによって肩書はさまざまです。「メーカーによってCCクリームの定義が異なるのでパッケージの裏面や説明文をよく確かめておくことが大切。BBクリームのようにカバー力を求めていたのに、実際塗ってみたら薄かったなんてこともありますから。購入する前に、CCクリームに何を求めるのか優先順位をつけておくと失敗がありません」(佐治さん)。例えばくすみが気になるならツヤ重視、毛穴やクマを隠すならカバー力の高いもの、というように。
CCクリームならではの塗り方もあります。「CCクリームはツヤ、透明感を高める効果がありますから、顔全体に塗るのではなく、顔の正面を中心に塗ります(顔の側面まで塗らない)。顔の中心に光が集まることで、立体感も生まれフェイスラインもすっきり見えますよ」(新見さん)では、さっそくガイドが厳選した実力派CCクリームをチェックしてみましょう。