今までは、iOSの内蔵の文字入力システムしか使えませんでしたが、サードパーティ製の文字入力システムが利用できるようになりました。すでにパソコンやAndroidでは人気の高い文字入力アプリケーションがリリースされており、そこで培われたノウハウが組み込まれることで、iPhoneの文字入力がさらにやりやすくなっています。
それでは、文字入力アプリをiPhone 6、iPhone 6 Plusで使用した様子を紹介していきます。
文字入力アプリのインストール後の設定方法
文字入力アプリは通常のアプリと違い、インストールした後に別途設定が必要です。その方法を紹介します。以上で設定は完了です。下記では、実際に文字入力アプリを使ってみた様子をご紹介します。
ATOK for iOS
ATOKは、パソコンで非常に人気の高い文字入力システムです。古くは「一太郎」というワープロソフトとセットで、多くのユーザーに使われていました。ATOKの人気の秘密は、賢い日本語変換機能です。長文を入力して一気に変換する場合はATOKに一日の長があり、ATOKに慣れてしまったユーザーは、パソコン標準の文字入力システムにストレスを感じてしまうほどです。このATOKのiOSバージョンがリリースされました。(AppStoreにて1200円にて販売中)。機能としては、「ATOK VEエンジン」を搭載し、日本語変換機能に優れています。また、打ち間違いを修正する補正機能があります。カーソル移動、一括削除機能、定型文入力機能など、使いやすい機能を搭載しています。
画面で紹介します。
Simeji for iOS
Simijiは、Androidスマートフォンで人気の高い文字入力システムです。クラウド経由で、多くの変換語彙を利用することができます。また、キーボードデザインを変更することもできます。クラウド超変換機能で200万以上の顔文字とおもしろ変換が追加されます。
mazec
手書きで文字入力できるシステムです。漢字と平仮名を混ぜて手書き入力しても、変換することが可能です。iPhone 6やiPhone 6 Plusの大画面では、手書き入力がやりやすいためおすすめです。特にフリック入力に慣れてないユーザーは、mazecの方が速い入力が可能です。AppStoreにて900円で販売。iPhone純正の文字入力システムは入力のしやすさで定評がありましたが、サードパーティ製のアプリの活用で、さらに使いやすさがアップします。是非ご活用ください。