京都の観光・旅行/京都のお土産

お土産に最適!京都大原の地卵で作る絶品スイーツ

京都は和菓子、洋菓子をはじめとするスイーツもまた、和食に並んで世界に誇るおいしいものがいっぱい。そんな中で京都大原の卵屋というローカル色を上手に押し出しながら、地元の人を中心に愛されるスイーツがあります。売り切れごめんの絶品スイーツはいかに?

葉石 かおり

執筆者:葉石 かおり

京都ガイド

京都大原で愛される 卵生産者が作るとっておきスイーツ

外観

通り過ぎてしまいそうな小さなお店です。

京都というと和菓子のイメージが強いのですが、負けず劣らず洋菓子もクオリティが高いものばかり。海外ブランドの洋菓子でも、東京を出し抜いて京都初出店というところも増えていて、それだけに海外の視線が京都に集まっていることを肌で感じます。

今回ご紹介するのは洋菓子ですが、素朴というかローカル色たっぷりのスイーツです。お店の名は「京都大原山田農園 たまご工房」。そう、卵を販売する農園が作るとっておきのスイーツなのです。

お店は修学院からほど近くにありますが、プレハブに近いこじんまりとした外観ゆえ、通り過ぎてしまう方も多いのだそう。以前はこの場所に卵の自販機があったそうですが、今はアンテナショップの役割も担いつつ、卵とスイーツを販売しています。
卵かけ

野たまごはぜひとも卵かけご飯でどうぞ。

冒頭にも挙げましたが、こちらのお店は元来が卵専門の生産者。自然が残る京都の大原で無農薬の飼料を与え、平飼いで育てられた鶏の卵はおいしいと評判になり、多くの有名料亭、レストランでも使われています。卵は1つ80円と少々お高めですが、それだけの価値は十分にあります。

一番良くわかるのが、卵かけご飯。プルンと盛り上がった黄味は甘く、臭みとは無縁の味わい。ご飯に混ぜて食べると、黄味の甘味がぐっと引き立ちます。舌にからみつくような濃厚な旨味は「さすが」の一言。もう他の卵では卵かけご飯ができなくなるほどです。すき焼きの際もここの卵を使いますが、主役の肉がかすむほどのおいしさ。我が家は生卵はここと決めていて、おもたせなどにも良く利用しています。
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