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彼、仕事。人の目を気にして「理想」を描いてない?(2ページ目)

人は誰でも周囲に影響されて生きているものですが、周囲の目を気にして、彼氏を選んだり、親の目を気にして仕事を選んでいませんか? そのズレがあるほど、心は満たされず、長続きしないはずです。

執筆者:藤嶋 ひじり

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「彼氏」を好きなのか、「彼氏の条件」を好きなのか

笑い合うカップル

「一緒にいて心から楽しい彼氏」か、「誰かに見せびらかしたい彼氏」か

「誰もが羨むような」
「誰が見ても恥ずかしくないような」

という言葉に思い当たる人も、「基準」が「自分」のなかにあるのではなく、「周囲の人々」にあるということになります。

例えば、筆者は若い頃、「自分の好み」+「友達から見て恥ずかしくないかどうか」を気にしていました。高校時代の彼は、同じクラブで一年先輩の副部長。イケメンで人気があり、私の好みの顔だというのが「好きな理由」でした。

つまり、「人気のある先輩とつき合えている自分」に満足していたのです。でも、やはりそれだけでは長続きはしませんし、心からの満足は得られませんでした。

相手にだけ理想を求めるのは、裏を返せば「自分に自信が無い」ということ。そして、自分が努力して何かを手に入れるのではなく、今自分のなかに持っていないモノ(地位、経済)を、ラクして誰かに埋めてもらいたい……と願っている可能性があるのです。

「人の目」を気にしないようになるためには、自分自身が成長し「理想の自分」に近づくこと。自分と向き合い、自己肯定感を育むこと。どちらも大変ですが、結局はそれが近道なのです。

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