逆光を活用して紅葉を浮き上がるように撮影
レンズに直接太陽光が入る位置での撮影はNG。直射日光が入らない場所からレンズを向けるのが基本。
一般的には逆光は撮影には向かない場面として認知されていますが、逆光もうまく使えば撮影に利用できる光線です。
この場合の紅葉を撮る方法は、紅葉の背景から光が差し込む状況でレンズを向けます。しかし、ここで注意したいのが直接レンズに太陽光が入らないようにすることです。
逆光なので太陽光はレンズに向かって差し込んできますが、レンズを向ける位置を少しずらすとレンズには光が入らないポジションを見つけることが出来ます。左右や上下にレンズを動かしてみる、または撮影位置を変えてみるなど微調整しながらポジションを探ります。
このときにポイントとなるのが、紅葉が逆光で透かされてきれいに見える位置を基準にすることです。どの位置から見るともっともきれいに紅葉が映えるかを探ります。
微妙に撮影位置を変化するだけで見え方が変化するので、しゃがんでみたり左右に少しずれるなど観察することが大事です。
紅葉に直接光が当たる順光の状態で撮るより逆光で透かされたほうがよりきれいに撮影が出来ます。たったこれだけのことですが、知っておくと紅葉を撮るときには役立ちます。
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