またとない最強のパワースポット! それが下鴨神社
木々が影を作る緑の参道
常に観光客が絶えない下鴨神社。世界文化遺産にも登録されている神社は、数ある京都の神社の中でも「最強のパワースポット」と言われています。その理由は鳥居をくぐった後、参道へと続く緑のトンネルを歩いているとわかります。まるでそこからが結界になったかのよう、心がすーっと静かになり、清らかな空気が心身を浄化させてくれます。
盆地である京都は、季節によってはうだるような蒸し暑さの日も多いですが、息をするのも辛い日中でも、鳥居をくぐった途端、ひんやりとした空気に変わるのを感じることができます。
清らかな水に満たされた境内
森を流れる小川
下鴨神社境内を覆う森こそが糺の森(ただすのもり)。樹齢200~600年の樹木が600本以上もあると聞くだけで、歴史の深さを実感できます。糺の森は古代から清水の涌く場所として知られ、鴨川の水源の神地として人々の信仰を集めていました。森の中に流れる小川や湧水は今も健在。足をつけると、真夏でもひやっとするほど冷たいのが特徴です。
みたらし祭で無病息災を祈願する
みたらし祭は御手洗池で行われる。
足をつけるといえば神社で行われる夏の風物詩でもある「みたらし祭」が有名。七月の土用丑の日に境内にある御手洗池に足をつけ、けがれをはらい、無病息災を願います。私の家族もこれに参加するのが習わしとなっています。かつて身内が入院した際、みたらし祭に参加して祈願した後、難病が回復したこともあり、下鴨神社は家族の中でも大切なパワースポットとなりました。余談になりますが、みたらし団子の語源はみたらし祭が語源です。