光と影を生かして撮る
昼間の撮影では、神社に限らず光りが全体に回っていて、均一な光量での撮影ができます。それだけに、明暗の差も、それほどはっきりしません。でも、早朝は、明るい部分と暗い部分との差がはっきりとします。要するに、明暗の差が大きいのです。それを利用した映像を撮るというのもポイントになります。サンプルの映像では、御幣が明るくて奥が暗いという明暗差で、御幣としめ縄を目立たせています。
神社ならではの色や形
神社には、神社だからこその色や形があります。色でいえば「朱色」。形でいえば御幣やおみくじなど、いろいろありますよね。もちろん、これらもきっちりと抑えます。■豆知識
「朱色」は、とても印象的ですよね。神社によっては、鳥居が朱色だったりします。鎌倉の鶴岡八幡宮などそうですよね。進行的な意味合いが強いだろう事は推測できるのですが、朱色、すなわち、赤色は、古来から魔除けの力があると信じられているのです。転じて、赤は招福の色とされていて、縁起のよいものなのです。赤飯もそうです。
【注意】
神社を撮影する場合、撮影許可などが必要かということですが、基本的にはとくに許可を得なくても撮影OKのようです。ただし、京都など神社では、はやり確認した方がよいようです。早朝などは確認のしようもありませんが、もし、神社の方がいらしたら、一言声を掛けて聞いてみましょう。
また、参拝されている人を撮るのは、やはりNGですね。それと、絵馬も、ある意味個人情報に近いので、公開するのはNGだと思います。