食べさせたくない時は、断って大丈夫。
確かにわんちゃんは寄ってきてくれるかもしれませんが、それはあまり好ましいことではありません。
なぜ、勝手に食べ物をあげたらいけないの?
お家のわんちゃんが何を食べても体調を崩すことがない健康優良犬だったとしても、ほかのわんちゃんもそうとは限りません。食物アレルギーがあったり、治療中であるわんちゃんもいます。食材によっては、薬の働きに影響してしまうことも考えられます。その他にも、おやつをあげない主義、厳選したおやつしかあげない、衛生面が心配という飼い主さんもいらっしゃいます。加えて、しつけのトレーニング中で、何かのトレーニングを達成したら食べ物をあげる、という飼い主さんもいるかもしれません。犬に囲まれたいから、懐いて欲しいからといった、自分の思いだけでわんちゃんに食べ物を与え歩くのはとてもリスキーです。
顔見知りだから断りにくいことも
与える時は、飼い主さんに確認を。
とはいえ、愛犬家同士の集まりやオフ会などにおける、おやつやプレゼントはコミュニケーションにとても有効です。そんなときは大袋に入っているものを与え歩くことは避けて、小袋に入っているものなど持ち帰られるタイプにしておけば、飼い主さんの判断で与えることができます。
手作りおやつをあげる時は責任を持って
愛犬のおやつは、買う以外にも作るという選択肢があります。愛犬が喜んでくれたおやつは、お友達にもおすすめしたくなるものです。手作りおやつは、市販のおやつと比べて原材料などを表記しないままあげてしまうケースが多くみられます。販売をしない贈り物であっても、原材料に何が入っているか明確にして渡すようにましょう。市販のおやつでも、手作りのおやつでも、よそのわんちゃんに食べ物を与える時は、必ず「あげてもいいですか?」の挨拶を交わすようにしましょう。
また、ドッグランは飲食NGとしている場所がほとんどです。うちの犬だけにしかあげないから、まぁいいいか……ということも、控えるようにしましょう。