iPhone/iPhoneの裏技

iCloud Driveの特徴と他サービスとの比較(3ページ目)

iOS8のリリースと共に解禁されたiCloud Drive。その特徴と他サービスとの比較を通して、どの様に活用して行くべきか、今後どういった変化が起きるかについて解説します。

北 真也

執筆者:北 真也

iPhoneの使い方ガイド

様々なオンラインストレージとの機能・コスト比較

オンラインストレージサービスは様々ありますが、現在広く使われているのはDropbox社の「Dropbox」、Google社が提供する「GoogleDrive」、マイクロソフト社が提供する「OneDrive」です。

各サービスとiCloud Driveの比較表は以下の通りです。
各サービスの比較

各サービスの比較

Dropboxは対応するデスクトップ、モバイル環境が豊富で、iCloud Drive、GoogleDrive、OneDriveではクラウド上でのオフィスファイル編集ができるなど、各サービス一長一短があります。

無料で使用できるストレージ容量に差こそあれ、有料プランでのコストパフォーマンスは概ね各社横並びです。ただし、Dropboxの有料プランが1TBからしかメニュー化されておらず、100GBや200GB程度のストレージ容量で十分なユーザーからすると割高に見えてしまうかも知れません。

使い分けのポイント

各サービスそれぞれに特徴があるので、どれか一つに絞らずとも、組み合わせて使うことでメリットを高めることも可能です。

例えば、iPhone/iPadユーザであれば、すでにiCloudを利用していると思いますので、デバイス間アプリ間で共通的に利用できるストレージ領域としてiCloudDriveを活用しない手はありません。

また、連携アプリが豊富で、最も普及しているオンラインストレージサービスであるDropboxは、今なお強力な選択肢です。

GoogleDriveやOneDriveについてはフォルダ単位、ファイル単位で柔軟な共有が行えるため、他ユーザとのファイルのやり取りに補助的に用いても良いでしょう。

最後に

iCloud Driveはまだ出来たばかりのサービスですので、現時点では数あるオンラインストレージの一つでしかない印象です。

しかし、これまでiPhone/iPadには存在しなかった、異なるアプリの間で共通的に利用できるストレージ領域が出来た点については、大きな期待を抱いています。
今後、iCloudDriveに対応するアプリが増加していけば、思いもよらないアプリの組み合わせによって、iPhone/iPadの使い方に大きな変化がもたらされるかもしれません。

ともあれ、今時点でも便利なサービスであることは間違いないので、皆さんも是非一度、iCloud Driveをお試し頂ければと思います。

【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で iPhone の関連商品を見るAmazon で人気の iPhone 用品を見る
【編集部からのお知らせ】
・「都道府県のイメージ」について、アンケート(2024/5/31まで)を実施中です!(目安所要時間5分)

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※回答上限に達し次第、予定より早く回答を締め切る場合があります
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます