Dropboxとの違いは?

Dropboxの様にMac/WindowsPC上のフォルダと自動同期を行うiCloud Driveですが、Dropboxとの違いは大きく分けて次の3点です。

  • DropboxがサポートしているAndroidやWindowsPhoneは非サポート
  • 連携するアプリやWebサービスの数がDropboxの方が多い
  • iCloud Driveは共有ストレージ以外の同期機能がある

iCloud DriveはiPhone/iPad向けのサービスですが、DropboxはiPhone/iPadだけでなくAndroidやWindowsPhoneも対象とした汎用的なサービスである点は大きな違いと言えます。

iCloud DriveのデスクトップアプリケーションはMacOSだけでなくWindowsにも対応していますが、MacOSは10月にリリースされるYosemite以前は非対応となっている点には注意が必要です。

また、Dropboxはオンラインストレージサービスの先駆け的存在であり、既に多くのアプリ/WebサービスがDropboxと連携する機能を備えています。実質的にiPhoneアプリ間の共有ストレージ領域としての役割を、Dropboxが担ってきたと言えます。

今後、多くのアプリがiCloud Driveへの対応を進めると思いますが、今後も連携アプリ/Webサービスの多さで言えばDropbox優位の状況が続くと考えられます。

ここまでの比較内容はDropboxが優位な点についてでした。しかしながら、iCloud Driveが「iCloud」サービスの一部であるという点はiCloud Drive最大の優位点ということができます。

iCloudは、iPhone/iPadとMac/WindowsPCの間でカレンダーや連絡先、リマインダー、メモ、セキュリティ情報などのデータ同期、ファイル共有といった、iPhoneを使う上では欠かせないサービスプラットフォームです。

iPhone/iPadユーザの多くがiCloudを利用している状況であり、iCloud Driveも同様にiPhone/iPadユーザのほとんどが、意識する、しないに関わらず利用することになります。

iPhone/iPadユーザの全てがITに詳しいわけではないので、異なるデバイス異なるアプリ間でのファイル共有を、ユーザに意識させることなく提供したい場合、iCloud Driveはデベロッパーにとって非常に魅力的なプラットフォームであると言えます。