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フィギュアのジュニアグランプリシリーズって?(2ページ目)

シニアのグランプリシリーズが始まるまでもう少し間がありますが、ジュニアの世界では、すでに世界トップをめざす選手たちのシーズンが始まっています。

執筆者:長谷川 仁美

今シーズンのジュニアグランプリシリーズは?

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今シーズンのジュニアグランプリシリーズは、クールシュヴェル(フランス)、リュブリャナ(スロベニア)、オストラヴァ(チェコ)、愛知(日本)、タリン(エストニア)、ドレスデン(ドイツ)、ザグレブ(クロアチア)の7か所で開催され、上位6選手(組)が、バルセロナ(スペイン)で開かれる12月11日からのジュニアグランプリファイナルに進出することになります。(シニアのグランプリファイナルと同時開催)

すでに4大会が終わっているのですが、男子シングルでは2大会で、女子シングルでは4大会とも日本の選手が銀メダリストとなっています。(男子:山本草太選手、宇野昌磨選手、新田谷凛選手、永井優香選手(2大会で銀)、樋口新葉選手)。また、銅メダリストになった選手(川原星選手)もいて、日本勢も活躍を見せています。


今シーズンの試合は、You Tubeで観戦可能

今シーズン、ジュニアグランプリシリーズでの選手の演技は、You Tubeで見ることができます。

注目は、男子シングルの中国選手、ボーヤン・ジン(金博洋)。昨シーズンのジュニアグランプリファイナルのフリーでは、4回転を3つ決めたジャンプ力だけでなく、やわらかい演技にも独特の味わいがあります。日本の宇野昌磨選手ら、先ほど挙げたメダリストたちの演技も、もちろん素晴らしいです。

まだ自分のスケートだけにまっすぐで、プレッシャーなどにそれほどがんじがらめになっていないティーンの選手たちの演技には、選手の本来の性格がよく出ています。スケートを好きでがんばっている姿は、見ている人たちの胸を打つものです。

まだ名前を知らない選手たちばかりかもしれません。ですが、知らない選手だからこそ、先入観なく好きなように見られるし、「ああ、こういう選手、好きだなあ」という指標ができることも。

ここに出場しているジュニア選手たちの何人かは、数年後に世界トップを争う選手になることでしょう。数年後のことを思って観戦するのも楽しいものです。

シニアのスケートシーズンが本格化する前の今、ぜひジュニアグランプリシリーズの映像を楽しんでみてください。
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