「クレーム」の底にある共通の思いは「安心して預けられる環境」

遊具遊び

長い保育時間、どんな風にすごしているかな?

長時間子どもを保育園に預けて仕事をする保護者にとって、共通の思いは、「安心して預けられる環境」。そこには色々な視点が存在します。第一には、日々、事故や大きなけがなく楽しく園生活を送れるかということ。そして、子どもが楽しく過ごせているかどうかということの中には、「お友だちと交流して遊べているか」「給食をしっかり食べられているか」「いじめられたりいじめたりしていないか」「我が子の育ちをきちんと把握した上で保育をしてもらえているか」などの思いがあると思います。

そんな色々な思いから、登園時やお迎え時、行事の際などに垣間見る園生活の様子に、時には園や保育士への要望を伝えたくなることがあることもあるでしょう。「クレーム」というと響きは穏やかではありませんが、疑問に思ったことを質問したり、改善してほしいと思う点を保育士や園に伝えることは、園の方針や園生活への理解を深めていくコミュニケーションのきっかけにもなります。


保育者と保護者の信頼関係は1日して成らず

大切な我が子を長時間預ける際に、「楽しく過ごせるかな」という不安が生じるのは当然。担任の保育士がベテランの先生だったらホッとし、経験が浅い先生だったら多かれ少なかれ不安を感じるということもあると思います。保育士のキャリアだけによらず、子どもと保育士、親と保育士の相性も存在するでしょう。しっかりとした信頼関係がある中で「預ける」「預かる」ことができるのがベストであることは言うまでもありませんが、子どもを託す保護者も託される保育士も、そして何より子どもたちも「人」である以上、様々な感情も絡み合い、最初からベストの状態でスタートすることの方が少ないかもしれません。

あらゆる人間関係が築かれていくのには、ある程度の時間と、時には本音をぶつけるやり取りが必要であるように、毎日子どもを預ける相手と信頼関係を築いていくには、それなりの時間がかかるものです。そして、「預かってもらう」という受け身の視点からだけでは気づきにくい保育者側の思いも存在します。

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