子育て/子どもの発達障害・グレーゾーン

発達が気になる子、周囲と連携して育てよう

子育てしにくい、他の子と比べたくないんだけど、何か違う気がする……。保育園や幼稚園でほかのママからしょっちゅうクレームをつけられたり園から呼び出されたり……、そんな毎日ではママが病気になってしまいます。子育てが"孤育て"にならないように、周囲の力を借りる方法をお伝えします。

原 佐知子

執筆者:原 佐知子

子育てガイド

園に相談して、園の先生を味方につけよう

悩みを相談することで楽になる。

子育ての悩みは1人で抱え込まないで誰かに相談しましょう

園や公園遊びでついトラブルになりがち、発達がほかの子より遅れていて、他の子が普通にできることができない、どうしてもお子さんに愛情が持てないなど、自分の子がほかの子と違うと思うのは、子育て真っ盛りのママたちには辛い悩みであることが多いものです。大人にもいろんなタイプがいるように子どものタイプも千差万別です。そして、子どもとママの相性もあります。どんな悩みであっても、まずはひとりで悩まないことが大切です。

幼稚園や保育園などに通われているなら、まずお子さんと毎日接している園の先生に話してみましょう。家庭で見せるお子さんの顔と集団の中で見せる顔が違ってくることはままあるものです。反面、園の先生もママと同様に、お子さんに対して心配しているかもしれません。先生が親御さんに相談するのは、立場上なかなか難しいことなので、先生は相談してくれるのを待っているかもしれません。お子さんのためにも、まずは園の先生とお話ししてみて、一緒に考えて、同じ目線でお子さんへ対応していくことが大切です。

地域の行政や療育センターに相談しよう

園の先生も、子育ての専門家ではありますが、発達や障がいについてはそこまで詳しくはありません。先生と一緒にお子さんの対応をしてもうまくいかない場合は、近くの市町村の保健センターや障害福祉課に問い合わせをしてみましょう。利用できる施設や病院について教えてくれます。

言葉の発達が遅い、集団の中でのトラブルなどの理由により、地域の療育センターなどを訪れる人はとてもたくさんいます。もしも発達障がいという診断がついた場合は、法律で決まっている制度を利用することができます。支援制度を上手に利用し、お子さんの発達を伸ばしていきましょう。

小さなお子さんが利用できるところの具体的な施設をご紹介します。

■障害児通園施設
都道府県知事が指定する障害児施設(知的障害児施設、知的障害児通園施設等)では、障害児に専門的な指導訓練を行っています。対象者は、身体に障害のある児童または知的障害のある児童で、都道府県が児童相談所の判定を通して決定します。幼児期の検診で発達の遅れた部分が認められた場合、ここで、療育を受けられます。
しかし、すべての市町村に設置されているわけではないので、市町村の児童福祉の窓口などで確認する必要があります。

■児童デイサービス
都道府県が指定する指定障害福祉サービス事業者が、障害児に対して日常生活における基本的動作の指導や集団生活への適応訓練などを行っています。
発達障害を含む障害児を対象としますが、市町村が支援の必要性を調査し、必要に応じて、児童相談所や保健所などに意見を聞いたうえで決定します。
これも、すべての市町村に設置されているわけではないので、市町村の児童福祉の窓口などで確認する必要があります。



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