株・株式投資/信用取引の始め方・勝ち方

スタートは情報収集、日経新聞を読め

信用取引の始め方と勝ち方を解説します。相場の福の神である藤本流の「半歩先読み」を使って「50万円」の投資金額で、毎月「5万円」の収益を狙える方法を解説していきます。今回は、「スタートは情報収集、日経新聞を読め」です。

藤本 誠之

執筆者:藤本 誠之

株式ガイド

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ご挨拶

まいど、相場の福の神こと藤本です。信用取引の始め方・勝ち方の連載コラムです。このコラムの目的は、藤本流の半歩先読みの投資手法を学んでいただき、信用取引を上手く使うことによって、半歩先読みの投資戦略を実現化させます。最終目的は、このコラムをお読みの個人投資家が、「50万円」の投資金額で、毎月「5万円」を儲けることの出来るくらいにすることです。

藤本流「半歩先読み術」と信用取引を使えば、あなたも勝てる投資家に!

今回は、「スタートは情報収集、日経新聞を読め」です。

「半歩先読み」のために「情報収集」

信用取引で勝つために必要なものは、「半歩先読み」しての戦術です。皆が買えば買い、売れば売るような投資では、信用取引では勝つことは難しいです。皆の半歩先読みをする必要があります。

「半歩先読み」するためには「情報収集」が必要です。株式市場に影響を与えそうな情報をあらかじめ入手しておいて、その情報から、「半歩先読み」の戦術を考えるのです。

昔と違って、個人投資家が入手できる情報は格段に大きくなっています。ネットを使えば、様々な情報を瞬時に手に入れることは可能です。しかし、福の神は「情報収集」に必要不可欠なものは、日本経済新聞(日経)だと思います。それも、ネットで閲覧できる電子版ではなく、紙面版の昔ながらの日経新聞がおススメです。その理由を説明いたしましょう。

日本経済新聞

日本経済新聞

日本経済新聞

株式投資で、「情報収集」というと、何か特別の裏情報などインサイダー情報をイメージしがちですが、実は最も重要なのは、日本経済新聞です。

何故なら、日本経済新聞は、日本の個人投資家・機関投資家はもちろんのこと、海外投資家にも広く読まれている新聞だからです。ネットで電子版が世界中で読めるのはもちろんのこと、また、日本と同じ時間(日本時間深夜1時から2時)に紙面データを伝送し、フランクフルトとロンドンで印刷しており、海外でも読まれているのです。

日本株に投資を行う投資家で、基本的に日本経済新聞を読まない投資家はいません。だからこそ、日本経済新聞が重要なのです。

電子版と紙面版

日本経済新聞を読むのに重要なのは、紙面版での日本経済新聞とネットでの電子版の両方を上手く活用することです。ネットでの電子版だけでは、記事が配信順に羅列されており、一目で、どの記事が重要なのかが判りにくいです。しかし、紙面版の場合、掲載されている面や、見出し・記事の大きさなどでどの記事が重要なのか、一目瞭然です。

基本的に1面トップ記事が最も重要な記事なのです。これによって、記事の内容はもちろんのこと、どれくらいその記事が重要なのか簡単に判断することが可能になるのです。

電子版にも、素晴らしい点があります。それは、検索機能が使えることです。自分の気になる企業やキーワードで検索すれば、様々な情報を瞬時に得ることが可能です。株式市場では柳の下にドジョウは二匹だけでなく、三匹も四匹もそれ以上いることが多いです。

電子版で、ワード検索すれば、過去のどの柳の下にドジョウがいたのかを、簡単に検索することが可能です。

紙面版の日本経済新聞とネットでの電子版を上手く活用すれば、簡単に「投資情報」を得ることが可能です。

株式投資では、「自分だけ知っている」情報では株価は上がりません。「みんなが知っている(株価が上がりそうな)」情報だからこそ、実際に株価が動くのです。

そのみんなが知っている情報とは、投資家であれば「みんなが見ている」日本経済新聞の記事なのです。

また、銘柄選びには直結しませんが、マーケット全体や世界経済など大きなトレンドを分析・予想する記事は、いわゆる投資観をきたえる情報として役に立ちます。株式市場や経済全体については様々な見方・解釈が可能なため、日本経済新聞に掲載されていることが正解とは限りません。重要なのは、そのような見方・解釈の記事を多数の投資家が読んでいることです。株式投資は「みんなが買えば上がり、みんなが売れば下がり」ます。 だから「みんな」が何を考えているのかを知り、その半歩先読みできれば上がることになります。

その「みんな」の情報源である日経新聞が重要となるのです。

次回からは、具体的に日本経済新聞の活用法をご紹介いたしましょう。

今回のまとめ
・信用取引に勝つためには「半歩先読み」が重要、そのためにも「情報収集」が必要です。
・日本経済新聞の「紙面版」と「電子版」の両方を上手く活用するのがおススメ。

*本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する証券会社の意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
*正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。

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