「夢をかなえるゾウ」などで大ミリオンセラー作家 水野敬也×大木隆太郎の『LOVE理論/スパルタ婚活塾』恋愛対談
200万部を突破した大ミリオンセラー本「夢をかなえるゾウ」、「人生はニャンとかなる！」、「人生はワンチャンス！」、漫画・ドラマ化された事でも有名な恋愛マニュアル『LOVE理論』の著者である水野敬也氏が、先日ついに女性向けマニュアル『スパルタ婚活塾』(文響社)を発売。一般的な恋愛マニュアルとは一線を画す内容の濃さと実用性は極め付きで、発売とともに瞬く間に女性たちの間で話題になっています。そんな著者との恋愛対談が実現しました！ それぞれが男目線で徹底的に恋愛分析した結果を、ざっくばらんに語らせていただきます。結婚できないのは「ガールズトーク」に原因がある！
『LOVE理論』『スパルタ婚活塾』 著者：水野敬也氏
水野：結婚できない理由は、大きく分けて二つです。一つは「理想は上がるけれど自分は何もしない」。もう一つは、「ガールズトーク」に問題があると思います。
大木：そう！ 女子同士の会話は共感し合って終わるだけで、何の解決もしていませんよね。
水野：ガールズトークの難点は、男を値踏みしすぎるところと、妄想が膨らみすぎてしまう点にあります。『スパルタ婚活塾』でもお伝えした、まさに「SATC臭理論 ※１」そのもの！ 負のオーラを放つ不健康な女性が寄ってたかって討論したところで、名案も見つからなければ明るい未来も訪れないのです。
大木：そういう女性から合コンを頼まれると、幹事としてはつらいものがありますね(汗)。
水野：(笑)。幹事の心情を察するととてもつらいですが、僕は、だからこそ女性からも出会いの場に積極的に足を運んで場数を踏んで欲しいと思うのです。
※１SATC(セックス・アンド・ザ・シティ)臭理論
大人気ドラマSATCに登場するような、「大きな声で下ネタを言い合って笑いを取る」「色の濃い高級ブランドの服ばかりを着る」などの特徴を持った女性が放つ、どれだけ美人でも、男から口説かれなくなる悪魔のオーラ。
真の理想像を知るためには？
水野：理想を掲げることは、とても素晴らしいことです。けれど、行動に起こさないで理想だけを語るのはもったいないですね。だからいくらそこが自分にとっての未知の場所であろうと、理想通りの人と出会えそうな場所に出向き、思いきりぶつかってみてほしいんです。そうすると、自分には足りないものが見えたり、何をすべきかがわかったりします。大木：そうですね。アウェイに出向くって結構しんどいですし、度胸がいりますよね。でも、“恋は戦”ですから、行動しなければ何も始まらないんです。結婚を望むなら、まず行動して欲しいとガイドもよく恋活・婚活女子には語ります。
水野：アウェイを経験すると、恋愛値が格段に上がります。それは、行動に起こし現実を知ることで、幸せになれるパートナー像が明確になるからです。確かに現実は厳しくしんどい時もありますが、“はじめの一歩”を踏み出すことに大きな価値があります。それに場数を踏めば、絶対にコミュニケーション能力は向上するのです。
