投資信託を保有しているだけで毎月ポイントが貯まるサービスも
投資信託を保有して、毎月分配金を楽しみにしている方もいると思います。ノーロードファンドであれば、どの証券会社でも同じだと思っていませんか? 実は投資信託を保有しているだけで毎月ポイントが貯まる証券会社もあるのです。今回は投資信託を保有してポイントが貯まる証券会社を紹介し、それぞれのポイントプログラムを比較してみたいと思います。
投資信託を保有しているだけで、月間の保有額に応じでポイントが貯まる証券会社は楽天証券、SBI証券、マネックス証券があります。
楽天証券(ハッピープログラム)
2種類のポイントプログラムがあり、楽天銀行との連携で貯めることができる「ハッピープログラム」と、それ以外の「資産形成ポイント」です。それぞれ同時に貯まることはありませんので、どちらか一方のみ貯まります。今回は、ハッピープログラムとして考えたいと思います。ハッピープログラムは、毎月の投資信託保有額10万円につき楽天スーパーポイントが4ポイント貯まります。
例)月間平均投資信託保有額が100万円の場合
(100万円÷10万円)×4ポイント=40ポイント(=40円相当)
SBI証券(投信マイレージサービス)
SBI証券の場合は、毎月の投資信託保有額が1000万円未満の場合は、保有額の0.1%相当を365で割り、毎月の保有日数分のポイントを獲得できます。ただし、1000万円以上の場合はポイントが2倍です。例)月間平均投資信託保有額が100万円で1ヶ月が31日の場合
(100万円×0.1%)÷365日×31日=84ポイント(=84円相当)
マネックス証券(マネックスポイント)
マネックス証券は月額平均保有額の0.08%分を12ヶ月で割り、マネックスポイントに換算したポイントを獲得できます(マネックスポイントは1ポイント=5円相当として計算)。例)月間平均投資信託保有額が100万円の場合
(100万円×0.08%÷12)÷5円=13ポイント(=65円相当)
SBI証券の投信マイレージサービスが最もおトク
では、月間の投資信託保有額の平均に対する獲得ポイント(円換算)で比較してみましょう。それぞれ計算すると以下の様なグラフになります。グラフを見てもらえればわかると思いますが、SBI証券が圧倒的にポイントが貯まる事がわかります。もし、投資信託を保有していてポイントが貯まらない証券会社を利用している場合は、ポイントが貯まる証券会社も検討しましょう。投資信託の月額保有額平均が100万円の場合、1年間保有しているだけで分配金とは別に1000円相当のポイントを獲得できるようになります。ただし、証券会社を乗り換える場合はポイントに加えて売買手数料も考慮して下さい。