ソフトバンクポイントからTポイントに
2014年7月から、ソフトバンクモバイルの通信料金の支払いで貯まるポイントが、ソフトバンクポイントから共通ポイント「Tポイント」に変更となりました。2014年6月以前は、1000円(税抜)につきソフトバンクポイントが10ポイント貯まっていましたが、2014年7月以降は1000円(税抜)につきTポイントが5ポイントに変更となっています。ソフトバンクポイントもTポイントも1ポイントは1円として利用できるため、変更前の還元率は1.0%、変更後の還元率は0.5%と改悪です。
ただし、ソフトバンクポイントは新規・機種変更の携帯電話・オプション品の購入、修理代などに利用するしかなく、ソフトバンクモバイルのみでしか利用できない使い勝手の悪いポイントプログラムでした。
一方、Tポイントは、2014年6月末時点で、16万4996店舗で貯まり・利用でき、非常に使い勝手が良いポイントです。さらに、従来はできなかった、ポイントでの通信料金の支払いにも対応しました。
筆者もソフトバンクモバイルのケータイを利用していますが、頻繁に機種変更をしないためソフトバンクポイントは何度か失効しています。しかし、Tポイントであればコンビニエンスストアでも利用できるため、ほぼ失効することはないでしょう。
ポイントの還元率としては改悪となっていますが、使い勝手の良いポイントに変わっているため、今回の変更は改善と言って良いでしょう。
では、ソフトバンクポイントからTポイントに変更となった時に注意しなければならない点を見てみましょう。
今までためていたソフトバンクポイントはどうなるの?
今まで貯めたソフトバンクポイントは自動的にTポイントに交換されるということはありません。ソフトバンクポイントはそのままソフトバンクポイントとして残っています。貯まるポイントがTポイントに切り替わったからといっても、Tポイントに交換される訳ではありません。また、ソフトバンクポイントをTポイントに交換することもできません。今まで貯めていたソフトバンクポイントは、次回の機種変更や新規の携帯電話購入に利用しましょう。なお、通信料金に利用できるのはTポイントのみで、ソフトバンクポイントは通信料金に利用できませんので注意して下さい。
ファミリーマートなどのTカード加盟店で使うには?
ソフトバンクモバイルで貯まるTポイントは、ソフトバンクモバイル専用のTポイントとなっています。何も手続きを行わなければ、ソフトバンクモバイルの通信料金で貯めたポイントは、機種変更、通信料金の充当等にしか利用できません。ファミリーマートやTSUTAYAなどのTカード加盟店で利用するには、Tカード連携を行う必要があります。オンラインで利用料金を確認できる「My Softbank」やソフトバンクショップでTカードの連携手続きを行って下さい。
連携するだけで、Tポイントが貯まりやすくなり、どんどん使いやすくなります。ソフトバンクモバイル利用者は必ず連携を行うようにしましょう。