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【新商品】既存の窓を活かした耐震補強フレーム

YKK APは、既存の窓を活かす、耐震補強フレーム「FRAME+(フレームプラス)」を2014年10月に首都圏で発売。

岩間 光佐子

執筆者:岩間 光佐子

住まいの設備ガイド


【新商品】 YKK AP 「FRAME+
(フレームプラス)

既存の窓に施工することで耐震性能をアップさせる耐震補強フレーム


自然災害に対する性能、特に耐震性に関わるリフォームへの関心が高まってきています。最近では、施工メーカーや建材メーカーなどから、耐震性能を高める技術や工法、建材商品など、さまざまな提案もみられるようになりました。

YKK APからは、耐震補強フレーム「FRAME+(フレームプラス)」を2014年10月に首都圏で発売。今ある窓を活かして耐震性能を向上する耐震補強フレームです。

YKKAP

(左)施工前 (右)施工後
既存の雨戸を撤去し、窓を拡大。シャッターとリウッドデッキを併せて設置し、窓周りを充実させた例。(サッシ、シャッター、「リウッドデッキ200」は別途。)

■窓の外側に取り付けるフレーム
一般的な耐震改修工事の場合、床や天井を剥がして構造躯体を補強したり、耐震性能上弱点となる開口部を減らして壁にすることで、耐震性能を向上させるケースが多くみられます。いずれの場合も、大がかりな工事となり、予算や工期の長さなど、消費者にとっては、負担のかかるものとなりがちでしょう。

発売される「フレームプラス」は、既存の窓を活かし、耐震性能を向上するもの。木造戸建住宅の1階の窓の外側に取りつけるフレームなので、窓の使い勝手や採光、通風を妨げることなく、耐震性能を向上することができるとか。基本構成は、アルミ柱と梁をスチールのジョイント材で繋ぎ、新設したRC基礎や建物の梁に固定するというものです。

また、「フレームプラス」を設置すると同時に、窓サッシやシャッター、デッキやテラスなどのリフォームを行うことで、快適さをアップさせることも可能。安心と快適性、使い勝手を高めることで、愛着のある住まいに長く暮らすことも可能になるのではないでしょうか。

■「FRAME+(フレームプラス)」商品仕様・概要

[対象建物] 木造戸建住宅(在来軸組構法・モルタル外壁仕上げ・1階部分のみ)
[発売地域] 首都圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)
[価格] 908,000 円~
(※税別、フレームプラス製品代のみ。組立費・現場搬入費・取付費・付帯工事費は含まず)

【詳細情報】  YKK AP   

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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