【記事のインデックス】
転勤で住宅ローン控除はどうなる?
建築の場合は資金計画に気をつけて!
転勤で住宅ローン控除はどうなる?
転勤はサラリーマンの宿命!?
転勤で(国内の場合)自宅に住まなくなると、住宅ローン控除を受けることができません。但し、「本人が単身赴任で家族が引き続き住む」などの条件を満たせば、引き続き住宅ローン控除を受けることが可能です。
家族ごと引っ越した場合は、住宅ローン控除の対象外ですが、戻ってからは一定要件のもとに再適用を受けられます。但し、転勤中に賃貸に出していた場合、賃貸に出した年については住宅ローン控除の対象外。住宅ローン控除が再適用されるのは翌年からです。
建築の場合は資金計画に気をつけて!
住宅ローン控除は、あくまでも建物部分にローンを組んでいることが条件。それをみたすことで、土地ローンも対象になります。ところで、土地を買って家を建てる場合、土地だけで契約時と引渡時の2回、家を建てるにあたっても、3~4回に分けてお金を払うことになるでしょう。建築の場合は、タイミング良くお金を準備することが必須ですが「どの金融機関で借りるか?」「どこで建てるか?」の組み合わせによっては融通がききにくいのが現状です。そのため、頭金に余裕がある人の中には、「土地ローンを組んで、支払いが複数回にわたる建物にはローンを利用しないでおこう」と考える人も!しかし、これでは住宅ローン控除の対象外となってしまいます。
住宅ローン控除を受けるためには、様々な条件をクリアする必要があります。あらかじめ確認し、「こんなハズじゃなかった」とならないようにしましょう。