藤嶋ひじりの恋愛コラム/藤嶋ひじりの恋愛情報

【夫婦に聞く】違いを認め合い、ケンカは引きずらない(4ページ目)

夫婦やカップルが仲よくいられる方法、「相談」「不満」から導くアドバイスもありますが、うまくいっている人に話を聞きたいと著者は考えました。そこで、結婚して10年以上になる「仲良し夫婦」に馴れ初めや夫婦円満のコツを伺っていきたいと思います。初回は、結婚22年、19・16・13歳の三人のお子さんをお持ちの黒木純子さん(仮名:45歳)に話を伺いました。 ※画像はすべてイメージです。

執筆者:藤嶋 ひじり

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夕陽をみる2人

黒木さんは喧嘩しても忘れっぽく、ご主人は覚えているけど、翌日に気持ちを切り替えられるそう

藤嶋:黒木さんは進学校(高校)の出身でいらっしゃいますが、彼を選ぶとき大学のブランドを気にしませんでしたか?

黒木:それはありません。実は、彼も、有名私大に行ける進学校出身だったけど、推薦で専門性のある行きたい大学に進んだ人。大学名よりも、大学在学中に、何をしたかだと思います。四年間を自分のものにできたかどうかじゃないでしょうか。


「違う」からこそ魅力。相容れないことは解決しようとしない

藤嶋:夫婦円満の秘訣を教えてください。

黒木:喧嘩をしても引きずらない。細部まで確認しない。

翌日、話をほじくり返しても怒りが再燃するだけ。絶対に相容れないのだから(笑)、違う部分はあえて蒸し返さない。解決はしなくていいんです

若い時は、同じでありたいと思うかもしれませんが、例えば服装なども、何を着ていようと干渉しません(笑)。気にし出すと、相容れない部分ばかり目についてしまう。違うのは仕方がない、と認識することが前提。揉めてもリセットして、またいい関係を築く。「違う」からこそ、魅力なんですから。


いかがでしたか? ラブラブな夫婦にも、やはり喧嘩や揉め事がまったくなかったわけじゃ無いことがわかります。同じ寝室で寝ることで、喧嘩した日は辛いけど、人肌の温もりのありがたさを感じるというエピソードも。黒木さんのように「ぶつかり合うことを楽しいと感じる」という楽天的なたくましさも、誰かと寄り添うには必要な強さかもしれません。実際の素敵な夫婦の話、参考にしてみてくださいね。

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