藤嶋ひじりの恋愛コラム/藤嶋ひじりの恋愛情報

【夫婦に聞く】違いを認め合い、ケンカは引きずらない(3ページ目)

夫婦やカップルが仲よくいられる方法、「相談」「不満」から導くアドバイスもありますが、うまくいっている人に話を聞きたいと著者は考えました。そこで、結婚して10年以上になる「仲良し夫婦」に馴れ初めや夫婦円満のコツを伺っていきたいと思います。初回は、結婚22年、19・16・13歳の三人のお子さんをお持ちの黒木純子さん(仮名:45歳)に話を伺いました。 ※画像はすべてイメージです。

執筆者:藤嶋 ひじり

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性格は真逆だけど、価値観や人としてどうありたいかは似ている

娘のいる夫婦

夫婦が全然似ていないことと、愛情とを繋げない。それも円満の秘訣かもしれません

藤嶋:二人は似たタイプですか?

黒木:全然似てません。「真逆」ですね(笑)。つきあっているときからわかっていたことですが、性格が両極端に違います。彼は、白黒はっきりしているんだけど、私はすべて曖昧。彼には、はっきりしない、だらしない人間と映るようです。

彼の実家は、分単位でスケジュールを決めています。例えば、12時に昼食と決めると、それに向かって支度をするのですが、うちの実家は、お腹が空いたらご飯の支度を始めるんです。

幼稚園の送迎など、子どもたちの社会生活が始まって生活習慣の基準ができてからは、私も時間軸で暮らすように変わってきました。彼は彼で、少しずつ変わっていきました。今も、たまにぶつかり合うこともあるけれど、お互いに角が取れて歩み寄ってブレンドされてきた感じです。お互いに尊重しないとやっていけませんし。

似てる部分もあるんですよ。基本的な性格や習慣はまったく違うけど、価値観、社会に対する見方、人とどう接したいかという理想なんかは、すごく似ていて共感できるんです。

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