いまや10戸に1戸が空き家!? その理由とは
空き家対策が相続対策になる
- 過疎化
- 少子化、人口減少
- 同居が減っている(住んでいた人は施設に入っているが親族は同居していない)
- 同居が減っている(住んでいた人が亡くなったが相続人は同居していない)
空き家になった理由をもう少し詳しく考えてみましょう。
- 転勤にともない、自宅を空けることになってしまった
- 実家を相続したが、相続人は自宅があるため利用しない(持ち家住宅率は61.9%と上昇)
- 相続した実家は利用しないが、思い出の地なので残しておきたい
- 相続で誰がその家を引き継ぐか決まらず、そのままに放置されている
空き家にしておくメリットとデメリット
空き家として残しておくメリットは、次のとおりです。- 実家が残っていれば、親族が集まれる場として利用できる
- 建物を残しておけば、固定資産税が安い(更地にすると固定資産税が上がる)
- 長期間空き家にすると家屋の劣化が早い
- 親族間で誰が管理等をするかが決まらない
- 不法侵入や不法投棄の場になってしまうことがある
- 相続税が高い(同居していなかったため小規模宅地の特例が受けられない)
- 賃貸などの有効利用や、将来売却して相続税の支払いに充てたいが維持管理が大変(特に遠方)
なお、空き家のデメリットやリスクは認識しているが、どうしたらよいか決まっていないので現状維持、という人が大半のようです。
今のうちにやっておきたい空き家対策とは>>