ミネラルウォーター・天然水/炭酸水の基本と選び方

炭酸水を選ぶ時に役立つ簡単なコツ

最近は国産の炭酸水の種類が増え、炭酸水市場はますます大きくなっています。同じ炭酸水でもちょっとこだわりたい、でも何を選んでいいか分からないという方のために、炭酸の強弱の見分け方、ホームパーティなどにオススメの水などをご紹介します。

山中 亜希

執筆者:山中 亜希

ミネラルウォーターガイド

炭酸水の選ぶポイント

最近人気の炭酸水。そののど越しのよさからか、暑い夏は特によく売れます。いろいろとありすぎて何を選んだらいいか分からない、どうせ飲むならこだわって飲みたいという方のために、嗜好やニーズ別に選ぶポイントをご紹介したいと思います。

1:炭酸がとにかく強いものがいいという方
ハイボール等の割水にしたい方

国産の炭酸水

国産の炭酸水

国産の水に炭酸を人工的に入れているタイプのものを選びましょう。もしPETボトル入りなら、触ってみて空気の抜けていない、できるだけ固いものを選びましょう。また製造年月日がより新しいものの方が炭酸の抜けが少ないと思われます。
同じ種類のものなら、容量が少ない方を選ぶといいでしょう。冷やすとさらに炭酸は強くなります。

例:ウィルキンソンタンサン、サントリーソーダ、サッポロ おいしい炭酸水など

2:炭酸は強めがいいけれど、酸味はちょっと苦手という方、
炭酸と一緒にミネラルも補給したいという方、料理と合わせたい方

中硬水の炭酸水

中硬水の炭酸水

ヨーロッパ産などに多くみられる中程度以上の硬水がいいでしょう。硬度が200~500までの間のものがいいでしょう。

テーブルウォーターとして楽しむのであれば、ガラスビン入りのものを選び、脚付きのグラスに移して飲みましょう。

例:サンペレグリノ、ペリエ、ウィローウォーター、サンタニオルなど


3:炭酸が弱めなものがいい方、胃腸を刺激したくない方

微炭酸の水

微炭酸の水

もともと微炭酸と書かれているもの、ヨーロッパ産でPETボトル入りの大容量(1~1.5L)のものなどを、あまり冷やさずに飲みましょう。

例:ゴッチャブルー、アクアイズ、ロケッタブリオブルーなど




4:味のない炭酸水が苦手な方

硬度の高い炭酸水

硬度の高い炭酸水

ヨーロッパ産などの硬度の高い炭酸水を選びましょう。
目安は硬度が800以上のものです。ミネラル分が豊富なので、硬度の低い軟水タイプの炭酸水よりもミネラルの味が感じられます。

それでも味が物足りないという方は、レモンやライムなどを絞って飲むのもオススメです。

例:ゲロルシュタイナー、ベラフォンタニス、ロスバッハーなど



5:ちょっと変わった炭酸水を飲んでみたい方

ひと味違う炭酸水

ひと味違う炭酸水

ナトリウムや炭酸水素塩(重炭酸塩)などを多く含む炭酸水を選んでみましょう。今までとひと味違う味が楽しめ、ちょっとしたカクテル代わりにもなります。

例:ヴィシーセレスタン、ヴィッチーカタラン、ボルジョミなど

 

6:パーティ等でお酒代わりに炭酸水を楽しみたいという方

プレミアムウォーター

プレミアムウォーター

今は美しいボトルに入った炭酸水がありますのでボトルでも楽しめます。またフランスのヴェルサイユ宮殿で飲まれていたものや、イタリアの貴族階級などが飲んでいたと言われる水やロシア皇帝が飲んでいた水などもありますので、そんな時代背景に思いを馳せながら飲むのも楽しみ方の一つかもしれません。

例:シャテルドン、ガルヴァニーナブルーなど

 

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