3年に1度のアートのフェスティバル
横浜美術館など(横浜):ヨコハマトリエンナーレ2014
待ちに待ったヨコハマトリエンナーレ2014がスタートしました!
トリエンナーレとは、3年に1回行われる芸術祭のこと(2年に1回行われる芸術祭はビエンナーレと呼ばれています)。現在、全国各地で芸術祭が行われていますが、横浜トリエンナーレはその草分け的存在。今回は、アーティスティック・ディレクターに美術家の森村泰昌を迎えて「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」というタイトルを冠して開催されます。
華氏451とは、本を読んだり持つことを禁じられた近未来が舞台となったレイ・ブラッドベリのSF小説の題名ににちなんだもの。国内外より65組79名、400点以上の作品は、このテーマに沿って構成されています。
なかでも、横浜美術館のエントランスホールに設えられたマイケル・ランディ《アート・ビン》は、毎日のように趣きが変わる作品。制作した人自身が「捨てても良い作品だ」と判断した芸術作品だけが捨てられる透明なゴミ箱です。すでに、森村泰昌をはじめとするトリエンナーレ参加アーティストによる作品が大量に投棄されているそう。もちろん、自分たちで作った作品も持ち込み、投棄できるそうなので(予約制)、作品を作っている方も積極的に参加してみてください。
■DATA 横浜美術館など(横浜):ヨコハマトリエンナーレ2014について
展覧会名称:ヨコハマトリエンナーレ2014
主会場:横浜美術館、新港ピア(新港ふ頭展示施設)
会期:2014年8月1日(金)~11月3日(月・祝)
開館時間: 10:00~18:00
※入場は閉場の30分前まで
※9月13日(土)、10月11日(土)、 11月1日(土)は20:00まで開場
休館日:第1・3木曜日
Web: http://www.yokohamatriennale.jp/2014/
夏のかけがえのない思い出、アートとともにしっかり作ってください!