クリエイターが生み出す、だれも見たことがない“イメージ”
21_21 DESIGN SIGHT(六本木):イメージメーカー展
世界には、だれも見たことのないこと、ものを、創りだし、目に見える形にする第一線のクリエイターたちがいます。言うなれば、「イメージメーカー」。この展覧会は、そんな国内外で活躍するイメージメーカーたちの創りだした作品が一堂に会する展覧会です。たとえば、アーティストであり、イラストレーター、広告デザイナーなど幅広い活動を続ける、ジャン=ポール・グード。彼はこの展覧会を代表する、まさにイメージメーカー。フランスに行ったことがある方ならだれもが一度は目にする、百貨店「ギャラリー・ラファイエット」の地下鉄用ポスターをモチーフにしたビデオインスタレーションや、グレース・ジョーンズら彼が女神と崇拝する三人のモデルを使ったインスタレーションのインパクトは強烈なもの。
クリエイターの「イメージ」が作り出す力は繊細なときもあれば、暴力的に感じることも。ジャンルという垣根を超えて、新しい発見を与えてくれる展覧会です。
彼と同じくイメージをつくりだす映画監督のデヴィッド・リンチ、舞台演出家のロバート・ウィルソン、ファッションデザイナー舘鼻則孝らの作品も展示されています。とくに、舘鼻則孝のヒールがないにもかかわらず快適に履ける不思議な靴、「ヒールレスシューズ」は試着もできるのでぜひ体験を!
■DATA 21_21 DESIGN SIGHT(六本木):イメージメーカー展について
展覧会名称:イメージメーカー展
会場:21_21 DESIGN SIGHT
会期:2014年7月4日(土)~10月5日(日)
開館時間: 11:00~20:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日: 火曜日
※9
Web: http://www.2121designsight.jp/
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