GoogleのIngress公式サイトのURLアドレスは以下、ここからiPhone版とAndroid版をダウンロードすることができます。
■Ingress 公式サイト
どんなゲーム?
このゲームのストーリーは科学者チームがある神秘的なエネルギーを発見したことに始まります。これはエキゾチックマター(XM)と呼ばれるもので(そのエネルギーがどんなものなのかまだ謎)、その力が人類を2つにわけてしまいました。エンライテンド(覚醒者)はこのエネルギーの力を受け入れようとしている勢力で、レジスタンス(抵抗勢力)というのは、今までの人類の伝統を守って生きていこうとする勢力です。プレイヤーはこの2つの勢力のどちらかを選んでプレイしていくわけです。現時点(2014年8月)では、世界的にはこの2つの勢力の力は拮抗しており、互角に近くなっています。
まず、プレイ画面の地図で周囲を見回すと、青や緑のゾーンがあります。
この色はどちらの勢力がそのエリアを支配しているか?を表しています。緑がエンライテンド、青がレジスタンスが支配するゾーンです。この色が変わっているゾーンを「コントロールフィールド」と呼びます。
このゲームはスマートフォンで遊ぶゲームなのですが、スマートフォンだけで完結するゲームではありません。どういうことかというと、スマートフォンのアプリを使い、プレイヤーが自分自身で歩き回り、様々なミッションをこなしていく必要があるのです。
ゲームの鍵を握るポータル
このコントロールフィールドというのは3つの「ポータル」をリンクして作られた三角形のゾーンです。このポータルというのがゲームのキーになります。ポータルはエグゾティックマターが流れ出す場所で、有名な建造物、神社などの神聖な場所などがそれにあたります。
ポータルとなる場所はプレイヤーが申請して登録することもできますが、現時点ではポータルの申請ができるのはAndroidだけで、iPhoneでは申請ができません。
さて、プレイヤーがどうやってゲームを進めていくかというと、そのキーになるのがポータルです。
とりあえず「ハック」
マップ上でポータルをタップすると、そのポータルの情報とともに、行えるコマンドが表示されます。ここで「HACK PORTAL」をタップするとハックが実行され、アイテムを入手することができます。このハックはポータルの40メートル以内に近づかないと行うことができません。
ところで、同じハックしても敵のポータルと味方のポータルでは違いがあります。
まず、ゲットできるアイテムが味方ポータルの方が多くなります。また、敵ポータルでは100APをゲットすることができるのですが、攻撃を受けてXMを消費することがあります。「AP」というのはRPGの経験値のようなもので、自分が次のレベルに上がるために必要になります。
- レベル1から2に上がるには 2500AP
- レベル2から3に上がるには 20000AP
- レベル3から4に上がるには 70000AP
Ingressは自分で歩き回ってポータルを攻略する必要があるので、ちょっとレベルをあげるためでも、かなり自分で動き回る必要があります。
正直歩くと疲れるので、自転車やバイクで移動できるとより効率的にポータルを攻略できるでしょう。
味方ポータルをリンク
レベルを上げるためには、まずは敵のポータルをハックしてAPをためていくのが1つの方法ですが、味方のポータル同士を「リンク」することでもAPを得ることができます。ちなみにリンクの線は交差することができないというルールがあります。2つのポータルをリンクすると、313APを得ることができ、ハックよりもAPを多くゲットできます。そして3つのポータルをリンクし三角形を作ると、自動的にコントロールフィールドが作られ、1250APがゲットできます。
ポータルをリンクするためには、離れた場所にあるポータルのポータルキーを持っている必要があります。ポータルキーはそのポータルをハックすることで手に入れることができます。
ポータルの敵・味方
通常、ポータルはどちらかの陣営に属していて、青や緑色になっているわけですが、ポータルはResonatorを設置することで、その陣営のものになります。1つのポータルには8つのResonatorを設置することができます。敵のポータルを攻撃し、そのすべてのResonatorを破壊すると、白い中立のポータルになります。そのポータルにResonatorを設置すると、その陣営のポータルになります。
そして、ハック、ハック、ハック
ビギナー向けのゲームプレイのヒントとしては、レベルの低いうちはポータルをハック、ハックでAPを稼いでポータルキーやアイテムを集め、少し慣れてきたら、リンクで経験値を稼ぐようにするといいでしょう。最後に:「リアル課金」て何だ?
このゲームはGoogleの提供にて無料で遊ぶことができるのですが、プレイヤーの間では「リアル課金」という言葉が飛び交っています。「移動を楽にするために自転車を買っちゃったよ、高いリアル課金だな」とか、「暑いから毎日、ドリンクをコンスタントにリアル課金してます」、というようなことです。
このリアル課金というのは、Ingressを遊ぶには戸外を動き回る必要があるため、そのためにいろいろなコストがかかるという意味です。Ingressは現実の経済も回るようにしてくれる素晴らしいゲームですね。