そこで、思わず夏にやってしまいがちな「習慣」が原因となって日々の快眠が妨げられぬよう、ぜひ今夜から気を付けていただきたいNG習慣を3つご紹介します。
夏の快眠NG習慣1 風鈴を飾る
水のせせらぎ音などはリラックス効果がありおすすめです。
快眠を邪魔しない音のレベルはおよそ40デシベル(音の単位)までといわれており、40デシベルを超えると睡眠に悪影響が現れるといわれているのです。さらに、連続的な騒音よりも間隔をおいて起こる間欠騒音のほうが快眠を妨害することも分かっています。
以上の2点から、夏の風物詩でもある「風鈴」は約65デシベル程度あると同時に突発的に発せられる音でもあるので、寝室に飾るには不向きといえるのです。
涼しげな音色が心地よい快眠を誘うと思って寝室に飾っていた方は、ぜひ今夜からリビングなど寝室以外の場所へ飾る場所を移してくださいね。
夏の快眠NG習慣2 裸で寝る
夏でも冷房を使用するので、長袖、長ズボンが理想的です。
しかし、裸で眠るのはかなりNGな習慣。
体が冷え過ぎてしまい、夜中に目覚める中途覚醒を起こしやすくなりますし、夏風邪の原因にもなりかねます。また、寝ている間にかく汗が肌にとどまってしまって蒸発しにくいため、かえって暑苦しく感じ、寝苦しさの原因になってしまうのです。夏は、麻素材やシルク、綿素材などのパジャマを着用するのが最も快適な眠りのルール。寝具専門店以外でもパジャマを販売している店舗は多いので、ぜひお気に入りの1枚を見つけてくださいね!
夏の快眠NG習慣3 シャワーで済ます
半身浴よりも全身浴のほうが効果的に体を温められますよ!
確かに夏の外気温はかなり高くグッタリするほど暑いですが、室内は鳥肌が立つほど冷房がきいていて寒い場所も多いですよね。しかも足元はミュールで、服装もノースリーブなど軽装なので、体は思っている以上にどんどん冷えを蓄積させてしまっているのです。
さらに、室内外の温度差が激しいので自律神経も乱れがちに。この乱れこそ、夏の快眠が邪魔される大きな原因のひとつなのです。蓄積された冷えを緩和させ、夜のリラックス神経である副交感神経を優位にするためにはシャワーだけでは役不足。ぜひ今夜からはぬるめのお湯での全身浴を習慣にしてくださいね。
まだまだ暑さが続き寝苦しい夜もあると思いますが、今日の夏疲れを明日に残さないためにも、ちょっとした心がけでできるプチ熟睡習慣を積極的に取り入れましょう!
毎日の積み重ねが未来には大きな差を生みますよ!