充電スタンドに立てて置くスタイルは省スペースで便利
大きさは、幅244mm ×奥行き216mmの正方形で、ルンバよりかなりコンパクトです。残念ながら、ルンバのように自動で充電スタンドに戻る機能はなく、掃除終了後は自分でスタンドに戻さなくてはなりません。しかし、充電時は専用のスタンドに立てて置くスタイルになるので、壁際や家具の横など少しのスペースがあればどこにでも置いておけます。実際に部屋に置いてみると、このサイズ感と収納方法はぐっと魅力的に感じました!クロスのお手入れは「その都度」が基本
お手入れは、汚れたクロスを洗うこと。ドライシートは装着したまま何度か使っても大丈夫ですが、ウェットモードの場合はそのままにしておくと、汚れた濡れ雑巾を放置しているのと同じ状態になり、臭いや雑菌繁殖の温床になりかねません。拭き掃除は自動でしてくれても、さすがに汚れたクロスを取り外して洗うことはできませんので、清潔に維持するためにも、掃除が終了するごとにクロスを洗うのが基本となります。クロスを洗うのが面倒な時は、使い捨てのシートを使えばお手入れ手間を省くことができますので、上手に使い分けるのをおすすめします。交換が必要なパーツは、クロス類の他、ウェット用パッドについている導水キャップです。汚れに応じて交換してください。また、稼働時間が極端に短くなった時は、バッテリーの交換が必要です。寿命の目安は約1年半とのこと。自分で交換することはできないので、サービスセンターに依頼することになりますので、ランニングコストとしてカウントしておきましょう。
日本の生活習慣にマッチした待望のロボット掃除機!
実際に使ってみて一番驚いたのが、運転中の静かさ!「吸引」をしていないので、モーター音がしないのは当たり前なのですが、それでもその静かさにビックリします。これなら、気になった時にいつでも使うことができるので、就寝前にさっとひと拭きしてサッパリすることも可能です。ガイドが特に評価したいのは、広い空間でもキチンと「濡れ拭き」ができること。新製品発表会では、現在、日本の住まいのフローリング比率は7割まで伸長し、床の水拭きを週1回以上している人は6割を超えるとのデータが発表されていました。このデータからも、板の間に素足というスタイルで過ごすことが多い日本人にとって、床の濡れ拭きは頻繁にしなくてはならない家事のひとつでしょう。とは言え、手間のかかる濡れ拭きは、どうしても回数が減りがちです。そんな問題も、この「Braava」があれば一気に解消されます。まさに、待望の家事ロボットではないでしょうか?
本体価格も3万円台と手ごろなのも大きな魅力。電気代も1時間あたり0.5円と、ランニングコストも気にならないレベルですので、日本家庭になくてはならない存在になると確信します。進化し続ける家事ロボット、ますます目が離せません!
※参考:メーカー製品サイト・Braava(ブラーバ)380j