本物よりも本物らしいタイル
もう一つのタイルの流れとして、フローリング材や大理石などの天然石材をインクジェットプリントでタイルに表現したものが増えています。色や模様だけでなく、タイルの表面には実物のような凹凸までもが表現されていて、本物以上に本物らしい!のです。これは、忠実に再現するだけでなく、デザイナーの手を経て、より美しく本物らしく感じるように再現しているからだそう。
床材にタイルを使うときの注意点を挙げてみると
・冬場の冷え
・硬さ
があります。
夏場はひんやりとして気持ちがいいのですが、冬場は足がふれるのが嫌になるくらい冷たくなります。新築やリフォーム時に床暖房も一緒に検討することが望ましいでしょう。
硬さも気になるところです。ガイドもタイル張りの部屋に暮らしたことがあります。フローリングに比べると硬く、食器類を落とすと粉々に割れますし、長時間立っていると足腰に負担を感じました。また、小さなお子さんやお年寄りの転倒にも注意が必要です。そうした特徴も念頭に入れながら検討されるといいでしょう。
タイル目地をカラフルに
タイルが不人気になった理由の一つが目地の汚れ。リビングや寝室などで使うにはさほど気になりませんが、キッチンやお風呂場などでは、目地の汚れが気になります。防カビや汚れ防止剤の入った目地を使うことで対処してきましたが、最近は色付の目地という選択肢もあります。あえて色のはっきりとした目地を使って汚れを目立たせなくしつつ、タイルとのカラーコーディネーションを楽しむのもいいでしょう。
タイルのショールームに行くと、たくさんのお客様が見に来られていて、人気の高まりを実感しました。これからはインテリアアイテムの選択肢の一つにタイルを加えてはいかがでしょうか。
【関連サイト】
名古屋モザイクタイル工業
平田タイル