家具・インテリア/インテリア家具の選び方・飾り方・アイテム

お家で過ごしたくなる、 夏インテリアアイテム集(2ページ目)

夏休みといえば海、花火、旅行にキャンプとアクティブに楽しい事が目白押しですね。一方で、遠くから聞こえてくる風鈴の音、扇風機の生温い風、蚊取り線香の香り、うたた寝してたらかけられていたタオルケットの肌触り、冷えた麦茶等、記憶の中の夏の風景も捨てがたい物があります。昔からある日本の風景にも、モダンで秀逸なものが増えています。我が家のスタンダードになってくれそうな夏のインテリアアイテムをご紹介します。

土橋 陽子

執筆者:土橋 陽子

家具・インテリアコーディネートガイド


<ひんやり>した飲み物に凝りたくなるデカンタ

誰もが一度は見た事のあるデュラレックス社のグラスにインスパイアされたデカンタは、合理的でデザインに熱心なオランダのキッチンウェアブランド・royal vkb(ロイヤルヴィーケービー)のもの。ネッ クから上の部分がグラスと同じ形状になっているので、グラスをフタの代わりにしたり、重ねてしまえば片手で持ち運べます。ガーデンやテラスで の食事にも便利。グラスが4個セットになっていて、普通の麦茶もお洒落に見えます。テラスのハーブをお水に浮かべるのも素敵ですね。毎日の食卓や、ベランダで夕涼みをする際のアイテムとしてもおすすめです。以前書いた記事「小さなベランダでも、優雅に過ごす為のアイデア集」と合わせてお役立てください。
http://www.livingmotif.com/shop/products/detail/23451

デュラレックスのグラスにインスパイアされたデカンタなら、片手で持ち運び可能/リビング・モティーフ




足先を水に浸し<ひんやり>涼みながら読書する贅沢

朝夕の植木の水やりや打ち水はとても気持ちのいいものです。夕方の打ち水前に、足先を水に浸して涼をとるのも贅沢な時間になります。ラバーバケツなら、ブリキやプラスチックのバケツに比べて、変形したり割れたりする心配もありません。もともとは建設現場や農場で土砂や水を運搬するために作られているためにシンプルで丈夫に作られています。スペインの“KANGURO( カングロ)”のもの。重厚感があり、タイヤの廃材を溶かしたタフな質感とシンプルなデザインが絶妙にマッチして独特の存在感を醸し出しながらも自然と周りの雰囲気と馴染みます。「TRUS NET STORE」のコチラのページにて購入できます。
http://www.truss.jp/2/16/24/0/1156/

リサイクルタイヤの無骨な素材感、丈夫さ、取っ手の太さがちょうどいいラバーバケツ



屋外と室内を<音色>でつなぐ

喫茶店の扉にかかっていたような懐かしいデザインのチャイムは、音楽教授であり世界的なパーカッション奏者でもあるGarry Kvistad(ギャリー・クヴィスタッド)氏が1979年に創立したウッドストック・パーカッション社のもの。精度の高いチューニングが施された澄んだ和音はとても涼やかです。写真のものはアメリカの愛唱歌アメイジンググレースで多く使われる音階を再現したもの。木部は耐候性を高めるためにウレタンオイルで処理され、屋内、屋外共に使えます。また開けっ放しにした窓辺の少し低めの位置ににかけておくと防犯の意味でも効用が期待できます。
http://www.livingmotif.com/shop/products/detail/23495

音色と作りの美しさで世界一と言われる、ウッドストックチャイムのウインドチャイム/リビング ・モティーフ


お盆独特のあの<音色>を奏でるデザインアイテム

日本の夏と言えばお盆に帰省する方も多いのではないでしょうか。お仏壇にむかって鳴らすアレ、実は“おりん”という名前があります。今回はリビングにも馴染みそうなデザインの“たまゆらりん”をご紹介します。優しく叩くと、頭をゆらゆらさせながら澄んだ明るい音色を響かせます。敷物とのコーディネート次第でインテリアにすんなりととけ込むデザインですので、新しいお盆のしつらえとして、自分好みのアイテムに変えていくこともおすすめです。
http://www.tokyo-midtown.com/jp/shop-restaurants/interior-design/SOP0000096/

美しい音色と、仏具と感じさせないデザインのおりん/ THE COVER NIPPON


http://www.inori-orchestra.net/shopdetail/004002000007/

おきあがりこぼしとしてデザインされた「りん棒」/inori orchestra

心地よい音色と余韻を長く響かせるように留意されたカタチや、下台の表面を磨き上げることで、りん本体と下台とのすきまのスリット部が美しく映え心地の良い「揺らぎ」を感じるように工夫された素材の仕上げが秀逸です。たたき心地を考慮された“りん棒”も自立するので場所をとらず、“おきあがりこぼし”になっていて、次世代に繋ぐスタンダードになりそうなデザインに仕上がっています。「INORI ORCHESTRA」のコチラのページにて購入できます。


次のページに文中に出て来たアイテムとショップのデータをまとめておきます。
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