恵比寿のCoffee Tram、名店の記憶と新しい魅力の誕生(画像)(6ページ目)

珈琲が好きで、大学卒業後の24、5歳のころ、アルバイト生活を送りながら自宅で手網焙煎を楽しんでいた古屋さん。「全然うまくいかなかったので、おいしいと言われている珈琲屋を飲み歩き、大坊さんに出会って、あ、これだと思いました」

ネルドリップの点滴に集中する古屋さん。ポットを持つ手を固定し、ネルを上下するスタイルは大坊マスターと同じ。
スイングビルの前身は、木造一軒家で終戦後から半世紀ほど続いたジャズ喫茶「喫茶スイング」。この土地には珈琲の記憶が堆積しているのです。
トラムのカウンター
「お湯の1滴1滴のお湯がどういうふうに沁みこんでいくか。泡だちかた、つながりかた、膨らみかたなど、豆の感じを見つつ、次はどこにお湯を垂らせばいいのかと考えています」
小さな手廻しの焙煎器
珈琲が好きで、24、5歳のころ、データ処理のアルバイトをしつつ、自宅で手網焙煎を楽しんでいた。全然うまくいかなかったので、おいしいと言われている珈琲屋に飲みに行き、大坊さんに言ってあこれだと思った。
壁に綴られた言葉は「墓に唾をかけろ」。ボリス・ヴィアンのスピリットが香ります。
ブレンド珈琲と古屋さん手作りのガトーショコラ
アブサン用の美しいサーバー
エントランス

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眞踏珈琲店の外観
西小山駅から徒歩3分
入口正面は大きなカフェカウンター。
茶房青蛾(昭和22年~昭和56年)
柱時計が不思議なリズムを刻むサルトリイバラ喫茶室