芸能界に高年齢パパはたくさんいますが、最もホットな話題は58歳にして双子のパパになった歌手の郷ひろみさん。今回は郷さんに学ぶ「生涯現役」について考えてみましょう。
芸能界の「高齢パパ」列伝
郷ひろみさんの「生涯現役」には秘密があった!
郷さんの58歳という年齢に驚いた方もいらっしゃるかもしれませんが、芸能界では50代以上でパパになった方は決して珍しくありません。
芸能界での最年長記録は歌舞伎俳優の中村富十郎さんで74歳。この最長不倒記録に続くのが上原謙さんの71歳、そのほかにも岡田真澄さん、三船敏郎さんが62歳、市村正親さんが59歳。以前、「石田純一にみる高齢パパのメリット、デメリット」の記事でご紹介した石田純一さんが58歳、松崎しげるさんが57歳と枚挙にいとまがないほど。さすが芸能界、気持ちも体も「現役」な方が大勢いらっしゃいます。
セックスレスから子づくりへ
郷ひろみさんといえば、過去にセックスレス発言でも話題になったことがありました。2009年にトーク番組「しゃべくり007」に出演した際には、「最近、エッチしたのはいつか」と聞かれ、「(エッチは)2人目の子どもができて以来(してない)」と回答されていました。
2人目のお子さんができた時ということは、郷さんが最初に結婚した妻、二谷友里恵さんが次女を出産した時のことを指していると考えられますが、それは何と1992年の3月。最後のエッチと本人が言う1992年から2009年までの間には、郷さんの2度目の結婚と破局も挟んでおり、2度目の結婚生活の様子についての憶測がネット上で飛び交ったりもしていました。
また同番組内で「今までの(エッチの)人数は」と聞かれ、「分からないなあ…今まで5人としか付き合ったことがない。水を飲めば性欲を抑えることができる」と独自の性欲抑制方法を披露し、こちらも注目を集めていました。
ところが2012年に24歳年下の妻と3度目の結婚をした後には周囲に「早く子どもが欲しい」と“子作り宣言”。奥様のお父様も「孫が楽しみです」と取材陣に語るなど、セックスレスから一転、「生涯現役」路線にシフトをされていたのです。
この方向転換については、もちろん、娘のような若い妻を迎えて一気にやる気が開花、という環境変化もあるでしょうが、気持ちは高まっても下半身が高ぶらないのが今のニッポンの男子の危機的な現状。50代であれば、なおさらです。それを考えると、郷さんが「若々しい肉体をいかに保ってきたか」も大事な要素であると言えます。