珈琲大勝軒でおいしいブレンドコーヒーを
ところで、この大勝軒はもともとは人形町にあった大勝軒の暖簾分けなのだそうだ。通称「人形町大勝軒」と呼ばれているそのお店はなんと明治45年(大正元年)の創業で、さらに驚くべきことに本店がまだ現存しているのだそうだ。ただし、今は中華料理店ではなく、喫茶店になっているのだとか。これは人形町まで歩いてみるしかない。「落語『百川』の舞台を歩く」と同じようなコースだ。
人形町駅からほど近い場所に「珈琲大勝軒」はあった。ここで、ホットコーヒー400円をいただくことに。コーヒーを待つ間、壁にかけられた2枚の古写真に見入った。
昭和3年に、中華料理屋だった頃の人形町大勝軒を写したもの。いまの「珈琲大勝軒」よりも表通りにあったんだそう。そしてもう一枚は、浅草にあった大勝軒。
右から左に書かれている「ヱビスビール」という看板がなんとも郷愁をかきたてる。やってきた珈琲はとてもおいしかった。
ブレンドコーヒー 400円
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【関連サイト】
大勝軒とは (タイショウケンとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
珈琲大勝軒@人形町 「人形町大勝軒の歴史」 - ニコ、酒場で戯言
喜劇らーめん食べ歩き/人形町大勝軒
大勝軒 - 三越前/中華料理 [食べログ]
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