衝撃! 足元に宇宙が広がる新映像体験
プロジェクションマッピングに続いて大迫力の映像が続きます。次の「シアター宙(ソラ)」は直径11メートルの穴を来場者が見下ろす形で映像を楽しむスペース。穴=スクリーンには月、太陽、太陽系、銀河系、そして国際宇宙ステーションから見下ろした地球の実写などが次々と映し出されます。足元を駆け抜けていく宇宙の風景を見ていると、いつしか自分がスケルトン仕様の宇宙船に乗っているかのような感覚に……。TeNQでもシアター宙は「当施設の目玉」と銘打っていますが、鳥肌モノの10分間でした。
※上記プログラムはProgram #1 「another point of view」(約10分)
(公開期間:2014.7.8~2015.6.28)
2015年秋頃再上映予定。
※2015.7.1~2015年秋は開館1周年を記念して、
Program #2 「Cosmos-光と音が奏でる138億年」(約10分)を上映
ミュージアム内に東大の研究所がある!
次の「サイエンス」は太陽系探査の最先端を知ることができるスペース。ここにはなんと太陽系探査の情報を収集・解析している東京大学総合研究博物館の研究室の分室が設置されていて、来場者は実際の研究の様子を間近で見ることができます。また今この瞬間も宇宙を旅している太陽系探査機から送られてくる膨大な画像データの中から、研究者が選りすぐりの最新画像をモニターに表示。“撮れたてほやほや”“新鮮”な画像データを見ることができるのには、宇宙に詳しくなくてもワクワクします。
火星に立てる! 触れられる!!
また「サイエンス」には、探査機から送られてきた映像を床や壁に映し出し、その中に立つと月や小惑星イトカワなどに立っているかのような気分を味わえる体験型コーナーも充実。中でも火星はパノラマ映像で、どこまでも続く火星の地表を眺めることができます。さらに隕石として地球に落下した火星の破片も展示。なんとこちらは素手で触ることが可能。つまり火星に触ることもできるのです!
この他も、宇宙についてゲーム感覚で楽しめる「イマジネーション」や「企画展示室」、オリジナル商品も販売している「TeNQ宇宙ストア」などが展開。宇宙研究の最先端を大まじめに展示しているかと思えば、宇宙人をコミカルに紹介しているスポットなどもあってユーモアもきいているミュージアムとなっています。
これだけの内容で大人料金1800円は、コストパフォーマンスが高い!という印象。自由研究のネタも溢れているので、夏休みにぴったりの新スポットです。
<DATA>
■宇宙ミュージアム 『TeNQ』
住所:東京都文京区後楽1-3-61 東京ドームシティ 黄色いビル6F
TEL:03-3814-0109
入場料:一般1800円/
学生(高校生以上)1500円/
4歳~中学生・シニア(65歳以上)1200円
営業時間:平日11:00~21:00(最終入館 20:00まで)
土日祝・特定日10:00~21:00(最終入館 20:00まで)
定休日:年中無休
アクセス:JR『水道橋』駅西口より徒歩1分