局長室などを見学して、女性向け郵便局へ
「ここに名前を書いてもらえませんか」と板橋さんが先ほど風景印を押してもらったはがきの余白部分を指さす。なんのことかよくわからず、僕も山室さんも言われるままに自分の名前を書いた。そして書き上がったのがこの葉書だ。散歩した3人の名前が並んでいてなかなか趣深い。
パソコンのメールに慣れてしまった僕には、ああ、そうだこういう手書きの文字もいいものだなと思った。風景印に入っている日付がこれまたいいかんじ。一期一会なかんじだ。
KITTEの中には、かつての東京中央郵便局を偲ぶ施設があるというので4階へ。旧局長室が復元され、メモリアルコーナーとして一般公開されているのだそうだ。そんな局長室を見学し、KITTE内にあるJPローソンという日本郵政グループとローソンが共同経営しているお店を見たりして、丸ノ内地下街から八重洲地下街へ向かう。「女性向けの郵便局ができたんですよ」と板橋さん。
「それまでの郵便局はオヤジ臭いってことで、女性も入りやすいようにこういうものができたそうですよ」とのこと。といっても新たに出来た郵便局ではなく、かつてあった八重洲地下街郵便局がリニューアルしたようだ。確かにオープンな感じで、明るい雰囲気。